作:双子妹
どんどん暗くなっていく中、やっとディーラーへ着いた頃には、すっかり夜になっていました
ここは、数ヶ月前まで父が働いていた職場です。
社長さんの話によると、
父は事故直後の救急車を待つ間に、自ら電話をしてきて色々と手配をお願いしていたそうです。代車も頼んでありました
あのケガで…す、すごいな
そして、社長さんが父が乗っていた事故車を見せてくれたのですが、母も私も絶句でした。
運転席のガラスはほぼなし、
フロントと後部座席のガラスも粉々でした…
社内は血だらけで物も散乱していてぐちゃぐちゃに…
下手したら命が危なかったんだなと寒気がしました
もちろん車は廃車です。
私は静かに、車の状態を写真と動画におさめました。