無宗教な我が家でしたが、娘の葬儀は実家の菩提寺のお坊さんに来ていただき、娘に戒名もいただきました。

何ででしょうね。小さい頃からそう言う葬儀しか見てないので、やはりお経を読んで頂かないと、娘が旅立てないような気がして、、。


ちなみに実家の宗派は般若心経を唱えません。

なので、全く馴染みのない般若心経を写経しながら、数日前からふと、これはどう言う意味なんだろう?と気になり、和訳を調べる事から始まり、仏教の教えとは、とか色々検索してました。


まあ、、1日やそこらで分かるようなものではありませんが、なんとなくの輪郭は分りました。

ちなみに、親せきの葬儀などで聞く、お坊さんの法話は昔からけっこう好きでした。


何日かちょっとまた落ち気味でしたが、そんな事を調べているうちに、気持ちが落ち着いてきました。

せっかく写経や写仏をしているのですから、全く意味も分からずただやるよりも、ほんの少しでも理解してやる方が、やはりいいですね。


私の大好きなガーデナーさんの本に

「お花の名前を知ると、より一層そのお花が愛おしくなる」と言うような事を書かれていて、本当にその通りだな、と思います。



そうやって、色々な小さな知識を増やしつつ、欲を捨てて、執着を捨てて、全てに感謝して静かにひっそりと暮らしていけば、気がつけばお迎えが来る歳になってるのでしょうか。