長女は辛いものが大好きでした。

ペヤングの鬼辛や、プルダックやら、蒙古タンメンの北極星やら、よく食べてました。


病院から退院してきてから特にお気に入りだったのは、私が作る激辛南蛮味噌。

野菜の直売所で激辛の唐辛子を買ってきて、お味噌やゴマを混ぜて、毎年作ってます。


冬もずっと食べたいと言うので、たくさん作って、何パックも冷凍しました。


今日、久々に食べたくなって、冷凍庫から一つ出しました。

作った日付9月16日。

あの子が旅立つ1週間前。


この時はまだ、いたんだよ。

この時は、死ぬ気なんてなかったんだよね。


元気になってきてたもん。

一緒に散歩もよく行ってたもん。

動物園にも行った。

お花畑にも行った。

教習所にも通い出して、、、



私が、無理させたんだ。

あの子に無理をさせたんだ。


どうすれば良かったんだろう?

ずっとずっと考えて。


ただ、抱きしめてあげるだけでよかったんだね。

ぎゅーって。


そんな事もわからないから、ママの元からいなくなったんだね。

ほんとにごめんなさい。


両手で空を抱きしめてみたら


腕の中に、あの子がいるような気がした


○ーちゃん、ママ1人じゃ、こんなに激辛南蛮味噌、食べられないよ。