二年ほど前からお世話になっている小西先生から
体験談を書いてほしいと言われ、娘が書いた記事です。

ドクター小西の『統合医療情報局』はこちら

先生は娘の体験談について
「すーっと順調に良くなったかのように書かれていますが、症状が改善するまでの道のりは
決して平坦なものではありませんでした。」と書いていらっしゃいます。
確かに、停滞していた時期もありました。
娘いわく「元気な時を100としたら、今は60かな」という時期がしばらく続きました。
AO入試の受験のころで、大学の学科を決めなくてはならず、
しかし体調、体力ともに毎日ぎりぎりの状態で
娘は心身共にしんどい時もありました。
先生は検査結果を見直したり、新たな検査と治療をはじめてくださいました。
「治療を諦めず根気よく治療を継続されたのは、治療をしている私たちから見てもとても頭の下がる思いがしました。」と書いてくださっていますが、
停滞期があったとしても
できる治療があること
そして効果を実感できてたからこそ
娘は続けてこれたのだと思います。

中1の秋に起立性調節障害と診断され
長男の経験があったので、無理させずに過ごしてきました。
娘なら大丈夫!
体がよくなってくれば前向きに目標を見つけて進んでいくだろう
と信じて・・・
登校したのは数えるほど、家で過ごした5年間を思うと
小西先生のところで治療を始めた2年弱は
V字回復かと思うくほどの手ごたえでした。
家で過ごした時間が決して無駄だとは思っていません。
娘にとっても
私にとっても
自身と向き合う大切な時間だと思うし
娘の心の成長につながったと感じています。

ただね・・・
分子栄養学を用いた統合医療に出会わなかったら
娘はいまも頭痛に悩まされ、体調も戻らず
高校もコース変更することになり
目標に向かって大学に通うことは叶わなかったのかな・・・

そう思うと、治療の選択肢が広がり
起立性調節障害と診断された子どもたちが
それぞれの希望する道へと歩みだせる日が早く来ますように願うばかりです。