第92回アカデミー賞・受賞結果 | Every Little Step (新)

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りおうさんの更なる進化を求めて。

先日発表されましたアカデミー賞。

受賞結果!
受賞作品・受賞者に★マークつけています。
主要部門のみしか書いてません。

作品賞

 『フォードVSフェラーリ』
 『アイリッシュマン』
 『ジョジョ・ラビット』
 『ジョーカー』
 『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』
 『マリッジ・ストーリー』
 『1917 命をかけた伝令』
 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
★『パラサイト 半地下の家族』



うへぇ。

パラサイトかぁ。

というのが結果を知った時の率直な感想。

正直怖い存在ではあった。

去年の『ローマ』的な。

おそらくパラサイトが外国語作品でなかったら ここまで混戦にはならなかった

と思うのです。

でも心の中では 外国語作品が作品賞獲ることはないかな。

ましてアジアだし。

みたいな考えがどこかにあった。

でもここ数年のアカデミーの作品賞の傾向的には

以前自分もブログで書いたけれど  

変化の時代 だと。

(去年は割と定番だったけどね)

あとパラサイトにはとにかく勢いがあったと思う。

本命と言われていた 1917 は ちょっと勢いがなかったかな。

わしとしては 1917がオスカーを逃したことで

映画館が混まないな。と少しε-(´∀`*)ホッとしております。


パラサイト、受賞おめでとうございます。




監督賞

 マーティン・スコセッシ『アイリッシュマン』
 トッド・フィリップス『ジョーカー』
 サム・メンデス『1917 命をかけた伝令』
 クエンティン・タランティーノ『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
★ポン・ジュノ『パラサイト 半地下の家族』




はい、ポン・ジュノ監督でした。
ここはサム・メンデス監督かなぁと思ったんだけどなぁ。
パラサイトが作品賞と監督賞Wで受賞するとは思ってなかったです。
書き方でわかった方もいるとは思いますが
わしはパラサイト、まだ見てません。
今んとこはおそらく今後も見ないと思います。
でも、いつかは見ると思います。
オクジャだっていまだに見てないんですよね…。





主演男優賞

 アントニオ・バンデラス『Pain and Glory(原題)』
 レオナルド・ディカプリオ『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
 アダム・ドライバー『マリッジ・ストーリー』
★ホアキン・フェニックス『ジョーカー』
 ジョナサン・プライス『2人のローマ教皇』 



ホアキン獲りましたね~!
あの演技ならね。
ほとんど一芝居みたいな感じで 出ずっぱりだし
もちろんあの細さもすごかったけど
それ以上に鬼気迫るものがあった。
文句なしの受賞かなと思います。
ガリガリのホアキンよりもやっぱりいつものちょっとふっくらしてる
彼の方が好きだなー。

受賞おめでとうございます!




主演女優賞

 シンシア・エリヴォ『ハリエット』
 スカーレット・ヨハンソン『マリッジ・ストーリー』
 シアーシャ・ローナン『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』
 シャーリーズ・セロン『スキャンダル』
★レネー・ゼルウィガー『ジュディ 虹の彼方に』


ここも予想通りレネー・ゼルヴィガー。
これで助演も主演もオスカーを獲ったことになります。
この作品はまだ日本では公開されていません。
ジュディ・ガーランドという実在した女優さんの物語です。
この人はなんというか、悲しいんですよね…
もちろん大スターではあるんですけど。
そんな人物を熱演したレネーが受賞したんですね。
ちょっと興味があるんだけど
なんかタイトルが…いまいちそそられない。

受賞おめでとうございます!



助演男優賞

 トム・ハンクス『A Beautiful Day in the Neighborhood(原題)』
 アンソニー・ホプキンス『2人のローマ教皇』
 アル・パチーノ『アイリッシュマン』
 ジョー・ペシ『アイリッシュマン』
★ブラッド・ピット『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』




ブラピだぞー!
とうとう受賞しましたね!!
ホントにワンハリのブラピは最高に良かった。
役自体も良かったんだけど、その役をこんなに魅力的にしたのは
やはりブラピなんだよな、と。
この受賞には天国のシャロンテートも思わずニッコリなんじゃないかな。
だって彼らは彼女のヒーローなんだもの。

受賞おめでとうございます!




助演女優賞

 キャシー・ベイツ『リチャード・ジュエル』
★ローラ・ダーン『マリッジ・ストーリー』
 スカーレット・ヨハンソン『ジョジョ・ラビット』
 フローレンス・ピュー『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』
 マーゴット・ロビー『スキャンダル』



やっぱりローラ・ダーンでしたね。
あの異様なまでのキャラの強さはお見事としか言えない。
わしは吹替で見たけど
日本の声優さんもかなりよかった。
何とも言えないネバついた感じが。
キャラで圧倒された感じでした。
余談ですがローラ・ダーンは身長がとても高いので
色々圧を感じられて役柄とも合ってたと思う。

受賞おめでとうございます!



外国語映画賞は
言わずもがな パラサイト。
そしてメイクアップ賞で 辻一弘さんが2度目の受賞をされましたね!
すごい!



今年は作品賞以外は
下馬評通りでした。
ポン・ジュノ監督およびパラサイトは本当に台風の目でした。
けれど監督の過去の作品の評価を見ても
これは納得の受賞かなと思わされます。
来年はどうなっているかな!


では
よい映画ライフを!