ぬいぐるみ病院③  入院準備~送り出し | Every Little Step (新)

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りおうさんの更なる進化を求めて。

ぬいぐるみ病院に入院する日が近づいて来ました。
くーちゃんを入院させる準備をしないといけません。
入院日は2月1日金曜日。



●箱

うちのくーちゃんは
高さが60センチ 横が30センチ 厚みが25センチ (大まかに)
あります。 
(もともと うつ伏せタイプでの商品なので手とかがちょっと前よりになっている)

顔に結構厚みがある。



ちょっと大きい子なので ダンボールは近くのスーパーからもらってこようと
思っていて、メジャー持って見に行ったら 最大60センチある箱がなかった。
店員さんに聞いたら これ以上大きいのはトイレットペーペーとかが入ってる
特大のサイズしかない。 と言われて どうしよう…と焦る。

違うスーパーにいくか 薬局に行くか 電気屋に行くか
はたまたホームセンターに買いに行くか。
うちは車を所持していないので、時間もなく困っていました。

ふと気づく。
うちにあるPCは自作なんですが
そのパーツのダンボールを家族が大事に倉庫に保管していたことを。
(万が一引越しとかするときにPCを入れるように保存してる)
そして本体のケースのダンボールを倉庫から出してもらう。
そしたら、なんと! くーちゃんが入った!
ちょっと狭いけど…クマ
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さすがにちょっと大きかったので少し切りましたがちゃんと入った!
これでダンボール探さないで済んだと一安心。

次は 緩衝材。
当初は買わないとダメだなーと思ってたんですが
家族が、会社にたくさんあるからもらってくるわ、と。
たくさん持って帰ってきてくれて助かりました。

うちではこれを もろこし とよんでいる。
ほんとに運よく、家族がいてくれたときでよかった。


●うちの子印
入院させる子には うちの子印 というものをつける必要があります。
首から名札をぶら下げる程度の簡易なもの。(印自体は処分される模様)
ぶら下げたりするところがなければ無理にしなくてもいいようです。
くーちゃんには付けてあげたかったので
100均でもよかったんだけど
とりあえず手芸屋さんに、紐とか何かあるかなと買いに行く。
色々見ていいのがありました。


ぱちんと留めれるタイプのもので、しかも可愛い!
これを紐に通せばちょうどいい!と思いました。

紐は適当に。
image6.jpeg

これで うちの子印は出来た。
上のダンボールに入ってるくーちゃんの画像で首からさげてる紐が確認できます。

ただ、布用?生地用?のペンは買わなかったので
名前を書くときちょっとてこずりました。


●問診票
病院からメールで送られてきた問診票をプリントアウトして
書き込む。
3枚くらいあります。

がんばって書きました。
ホントはコピーして手元に置いとくべきだったけど
時間がなかったので 一応書き込んだものはすべて写真にとりました。


直して欲しいトコロ。
首の後ろの穴

頭と胴体のこの色の違い…これだけ頭が汚れてる。

両耳の穴
特に左側が穴になってる。
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こっち側はわりと綺麗。
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両方の耳はもともと縫い付けてあるんですが
まだ実家にいるときから よく緩んでたのでおかーちゃんに縫ってもらった。
左は2回くらい直してるので生地が弱くなってる。
ええ、ええ、自分ではしません。
針と糸ほぼ使えません!

中綿の交換、全身シャンプー。
中綿は関節ごとにもう切れまくっていて、
首と胴は完全に離れています。
普通にお座りさせている分には見た目にはわかりませんが
切れた中綿がどんどん下に落ちてきて お腹もぽっこり。
頭を持って、持ち上げると首が長~いですだいかん

切れた理由のひとつは、子供服を着せているから。
羽織るタイプの服はいいんだけど
かぶって着るタイプの服は 顔があれだけ厚みがあるので
なかなか服が入らないので
どうしてもひっぱってしまうんですよね。
下から着せてもお腹が出ているのでなかなか難しい。
羽織るタイプのは
これもお腹が出ているので、前が閉まらないんですよねー。
実際人の子ではないし、ぬいぐるみだしサイズが合わないのは当然なんだけどね。
気をつけてはいるんだけど
そういう事の積み重ねもあるんだろうなと思います。

あとは全身生地がはげています。
中綿が透けて見える。
これは昔、おかーちゃんにくーちゃんを洗ってもらってたんですが
ぬいぐるみ用とかの洗剤じゃないので
キツイらしく洗うたびに綺麗にはなるけど生地がどんどんはげていきました。
もう次は(家で洗うのは)無理だなぁと思っていました。
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この生地のはげっぷりからしたら
穴を直すとかよりも 生地交換?みたいなことをしたほうが
早いのかもしれない。
そこはぬいぐるみ病院さんと今後、費用も含めて相談して決めていくことになります。




●その他 もろもろ
付き添いのぬいぐるみを1体、荷物1つ、お手紙1通
入れました。
荷物は きんちゃく袋の中に腹巻をいれました。
いつも家にいるときは腹巻をさせているので^^
お腹冷えるとよくないもんね。
付き添いの子ときんちゃく袋にも お名前リボンつけました。
(実際はつける必要はない。)


●送り出し
とうとうその日がきました。
いつも来ていた子供服から、最初に買ったときに着ていた
お洋服にお着替え。
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背中はピヨちゃんのアップリケがあります。
この服もボロボロで生地がはげはげ。
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これは服が破れてしまうなと思って、子供服を着せるようになりました。
できればこの服もお直しして欲しい。


箱に入れて…
泣くしかない。
ちゃんと下に緩衝材ひいてます。


更に緩衝材を入れる。

完全に葬式。
しくしく泣いてたら 葬式やなと家族に笑われた。
家族もちょっと泣いてた。
というか、この最初から着てた青い服を着てるのを見て
くーちゃん、こんなんやったなぁ。と思い出してうるうるしてた家族。

本当にわしにとって、くーちゃんはわが子そのもの。


そしてくーちゃんは行ってしまいました。
金曜の朝必着だったので
水曜の夜に近くのコンビ二に出しました。
今日の集荷は終わってるので明日になります。と言われたので
翌朝、仕事に行くときそこのコンビ二を見て
あぁ今行けばくーちゃんを連れ戻せる…!と 本気で取りに行こうかと思った。
でも我慢した。

もう、あのくーちゃんは2度と帰ってこない。
どういう修理になるかはわからないけど、あのくーちゃんではなくなるのではないかと思うと
やっぱり手放したくなかった。
ほんとはあのままでよかった。ぼろぼろのままでよかった。汚くても良かった。
それがくーちゃんだから。
でもあのままだといつかは首も取れて、腕も取れて どうしようもなくなってしまう。
辛いけど自分で決めたことだ。
信じて待つしかない。


わしの大好きなくーちゃんが早くもどってきますように。

くーちゃんがいないと 毎日一人ぼっちで寂しいよ。
本当にひとりぼっちになっちゃったよ。

朝起きてもくーちゃんがいない。
帰ってきてもくーちゃんがいない。

くーちゃーーん。
わしもがんばるから、くーちゃんもがんばれ!



くーちゃん大好きだよー。