美術大学生時代の作品2 | 空間ペインター芳賀健太「人の喜びをカタチに」

美術大学生時代の作品2

続いて、美術大学生時代の作品を紹介したいと思います。



Photo_14 作品名「彼の落としたもの」サイズF12号



ちょうど、私が19から20歳になるときに描いた作品です。



御覧の通り、男の足元にお金が落ちています。



「さぁ、あなたならどうしますか?」



実は、この絵には、お金の横に「心」という文字もうっすら描いていまして、彼は、お金と心を落としたのです。



さて、この男は、このどちらを拾うのか?



そして、この絵を見た人は、どうとらえるのか? という作品です。



社会に出る前の、お金に対する危うい気持ちを表現しました。



次に、



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これも連作で、「星空」という作品です。



それぞれの夢をかなえるために、離れ離れになる二人。



でも、星空を見上げれば、あの人と繋がっているような気がする。



そんな、誰にでも一度は訪れる青春というものを、描きました。



この作品は、音楽活動をしていたなかで、生まれたオリジナル曲「星空」を絵とともに表現してみようという試みの中で生まれました。



映画ではなく、「絵」と「音楽」を合わせた表現がしたい!!と学生時代から強く思っていたので、発表できてよかったと思います。また、いつか出来るといいな、と思います。



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卒業展覧会での、発表でした。会期中は、MDを絵の前に置いて、音楽を聴きながら作品を鑑賞してもらうようにしました。







1421ace0eaa414_1 そして、実際にも前で歌わせていただきました。



相方とともに、実演…。



おそらく、この大学の卒業展覧会、初の試みでした。



この表現に許可をくれた、先生方に感謝です!!!