Bonjour!
心地よい風と光が感じられる10月。
行楽の秋、スポーツの秋、語学試験の秋と予定が目白押しです。冬や夏に比べると多少無理がきく季節ではあると思いますが、体調を崩すことなく日々を充実させていきたいものです。
さて、今年の秋は私は何も受けずに、ただ来年6月の仏検1級の受検だけを見据えて(のんびりして)います
今日は夫が出張で赴いたフランスから持ち帰ってきた雑誌で知った化粧品に関する言葉を備忘のためここに書き記します。
Le mot du jour : le raisin m.(単数形です)
Passer le raisin sur les lèvres.
口紅をつける
え?le raisin ってブドウの実だよね?!とわたしも思ったのです。
辞書を調べても私が見た限りは化粧品に関する用例は載っていませんでした。
ロワイヤル仏和中(常用)
ロベール仏和大(調べ物用)
Le nouveau petit Robert (仏仏)
オックスフォードアシェット(仏英)
どれも載ってない…??
(すべてカシオの電子辞書で調べています)
そうなると文脈からの推測でしかないのですが、そうとしか考えられないのは、このle raisin という男性単数の名詞は、日本語でいうところの口紅の紅(べに)部分、要するに色がつくあの赤い(グニャッとした)核心の部分を指しているようなのです。
Le raisin m.の用法の最後に、ロベール仏和大は(隠語)と付して血🩸とあるので、昔の人がブドウの搾りかすなどを口紅に使ったのか???あるいはそれを想起させるものとして
ブドウ→血→口紅と語句が変わっていったのか、どちらなのかはわかりません。
ご存知の方はぜひ教えてください。
こうして辞書に載っていない用例を見つけられると、この上なく嬉しいですねー
私の留学時代の友人がとある大学でフランス語を教えているのですが、彼はフランス語から入って古フランス語に行き、興味のある学問に導かれてイタリア語に行きラテン語にまで手を出しと文献をあちこち駆けずり回って探して向学心の塊のようです。
あぁ、、フランス語は、本当に楽しいですね〜🎵
このままフランス語を学びながらおばあさんになれればそれはそれで私は幸せです。
私の夫は日本人で、ビジネスでは英語でやり取りをしているのですが、フランスに出張で行く機会も多くあります。
私自身も夫の仕事の手伝いでフランス語を読み書きすることが日常的にあり、私のフランス語は専業主婦の今でも社会に活かされていて、夫とフランスの方々をつなぐことを応援できていると感じています。
そんな手助けができたと思えた時、私はなんという素晴らしい結婚をしたのだろうかと自惚れます
逆にフランス語を使うことを自分自身の仕事にしてしまうと、没頭するタイプの私は身も心もそれに捧げてしまって何かを置き去りにしてしまわないかとさえ思います。それでもいつか、早いうちに何かを仕事にして復帰したいとも思いますが……je sais pas.
長くなってしまいました。
Je vous souhaite une excellente journée !
よい一日をお過ごしください。