こんにちは。
仏検おつかれさまでした
(疲れました)
激闘の後のサムライのような心地で戦場である試験会場(青山学院大学)を後にした日曜日以降、解答例のプリントを横目に見ながらも自動で頭の中に沸き起こる反省会で疲れすぎてきちんと向き合えない状態が2日続き…(普通によく寝てた)
水曜日に改めて図書館の自習スペースで自己採点しました
自己採点結果
150点中86点。ギリアウトかな?
合格基準点が85点の年もあったので、望みを捨てずにいたいです
前回受験(今回が2年半ぶり2回目)の2020年秋季で自己採点した時よりも19点アップしてたので、とりあえず前向きに捉えよう
合格のための目標は150点中90点、正答率60%と過去問の解説に書いてありました。
採点後の振り返り
丸つけしながら思ったのは、(別に受験しなくても気付くとは思いますが)長文読解の比重の高さ。
大問5〜8までの長文4つをわりとないがしろにしたまま、ディクテと聞き取りに比重を置いて受験したので、読解の正答率を上げるのが合格への近道だということに今さら気付きました。(受けなくても過去問をつぶさに見てもう少し読解の重要性について考えるべきでした)。
特に、日本語で回答する大問8は3問しか問題がなくて1問5点も稼げてしまうじゃないですか。
読解は大問5〜8まであって合計で150点中47点。
…何も対策しなかったな
時事用語というトラップ
そして、しばしば話題に上がる時事用語の大問4(範囲が広すぎる…)。
これは受検者が「えっそんなこと聞かれても分からないよ」と精神的に追い詰められ、思考停止に陥るのを狙った問題だと見た!
前回私の筆が止まってイライラしてしまったのが「国際捕鯨委員会」
la commission (. )internationale
今回、試験中に心の中で「しるかーぃ」と叫んだのが
「アフターピル」
la pilule du (. )
答えは国際捕鯨委員会が
baleinière くじらの adj.
これはくじらbaleine f.を押さえた上でそれを形容詞化できる力が問われています
ロワイヤル仏和中辞典では語句の重要度を示す米印はひとつもついていません。
ということは、みんな知らなくて当然ということ。
必要なのは冷静に語句の変形に対処すること、それだけです。(私はクジラbaleine fも知らなかったのでそれも出来なかったのですが)
アフターピル、という問題については
lendemain 翌日 がかっこに入ります。
la pilule du lendemain
これについては、辞書(ロワイヤル仏和中辞典)にありませんでした。
要するに、単語が分からなくても基本語句から考える力が問われてるのかな?
この大問4があるがために、新聞の用語を気にかけて得点できることもありますが、このあたりの語句になると全ては運。
とにかく気をしっかり持って「そんなこと聞かれるのが仏検なら、もう受けてやらない!」と気を昂らせないこと
たかが1点に気を取られていてはその先の読解の集中力を欠いてしまいます!
それにしても「アフターピル」を試験問題に見つけたくらいで動揺するなんて、高校生じゃあるまいに。
夫にその問題についてグチると、「女性の権利とか望まない妊娠による中絶と宗教とかそういう話じゃないの?」と、至極まっとうなご意見。ぐうの音も出ない。
…以上が今回の大いなる反省点でした!苦笑
おしまい!