こんにちは。
今日は、我が家の出願失敗談のご紹介です
どうぞ、笑いとばして成仏させてください
まず結論を言いますと、第一志望でないなら最小限の保険で済むように、被りなく併願を組み立てるべきでした。
特に以下方式で受験を検討されている場合は要注意です。
共通テスト利用: 1校約2万円
全学部統一(上智のTeap利用含む) : 1校約3万5000円
一般学部内学科併願: 1学科目3万5000円、2学科目以降2万円ぐらい
我が家は早稲田志望だったので、併願校は1回の試験で複数学部学科が受けられる方式の方が対策する手間が省けて良いと思い
上記方式での受験をしました。
ただ、上記の方式を見ていると難易度の高い学部学科から、中ぐらい、難易が低い学部学科まで、1回で色々受けられてしまうのです。
ここで悪魔の囁きが
ここでもう一つ出せば、滑り止まるかも
あ、それなら万一こっちがダメでも、こっちが受かるかも
この囁きに負けてしまい、希望もしていなかった学部含めて3つも4つも出願してしまいました。
さらに、共テがダメだった場合のMARCH一般をいくつかと、対策もしていない国公立も、学校からの勧めもあり保険で出しました。
ここまできたら、麻痺しています。ギャンブル依存症の一平状態です
一平事件はショックでしたね。。。
上記にプラスして、本命早稲田の複数学部もあり、合計なんと
軽く40万円は超えましたよ。
アホです。
冷静じゃなかった自分が恥ずかしいですよ。
十数校と必要以上の合格を頂き、謎に上智だけで4つ受かったりしたので、学校の先生はニコニコでしたが、間違いなくやり過ぎでした
行けるのは1校だけですからね。
本当にお金の無駄になるので、来年受験される方は、十分気をつけて下さい。
もう一度やるなら、という事で考え方を纏めます。
まず、前提として、併願はできるだけ親が情報収集して、子供と相談して決めるほうが良いと思います。子供に任せて十分情報収集や検討ができずに、実力以下の結果になっている例が結構ありました。先生も塾も、複雑すぎる入試と、我が子の得意不得意のマッチングまでするのはムリで、「数うちゃ当たる」という適当なガイダンスされてしまいます。それぐらい、今の入試は複雑なんですね。
なので、親がやるのが良いです。子供は、本命の情報収集と分析、対策に集中させるのが良いと思います。
その上で、
①まず、本命と準本命は全て一般個別方式で受けましょう。本命はなりふり構わず受けますが、準本命は得意科目の配点の高い所を選定し、また、英検など優位な方式を親が吟味しましょう。過去問を1回やらせて、相性悪ければとっとと他を探しましょう。第二志望以降は深入りしない事です。対策する時間があまりありません。
②共テ利用は、必要ないかもしれません。対策も余計に必要ですし、選択科目間の得点調整が無いので、不公平な博打試験です。今年は世界史有利で、日本史不利でした。平均点の差以上に正規分布を見ると、上位層の厚みが違っていて、明らかに不公平になっています。
共テ利用で受ける場合も、私立本命組にとっては所詮保険なので、行っても良い学校を下から2つで十分です(むしろ一般で押さえを1、2校受ける方が確実だと思います)。また、お子さんの得意科目の配点が優位に働くよう考えて下さい。英検スコアを持っているなら、英検換算もしてくれるところを受けましょう。戦略を持って、絞って受けましょう。
③上智Teapのような全学部統一方式も、行っても良い学部を、上下2学部出願で十分です。いくつも出せてしまう誘惑を断ち切って下さい。どうせ併願なのに、勿体無いです。
④私立第一志望なら、結局国公立出願は不要でした。受けに行かなくなるので無駄金です。学校は実績作りたいから猛プッシュしてきますが、記述対策とか、やってないので博打になります。学校は甘い事言ってきますが、私立本命で激闘しているので、本人の気力も続きません)
⑤一般学部内学科併願は、複数学科あっても1つか、多くても2つに絞りましょう。たまに複数受験しても料金が変わらない場合があるので、その場合は全て出しましょう。
上記ぐらいで、十分リスクヘッジされていて、対策負担も少なくリーズナブルなはずです。
学校や塾は、たくさん受けろと言ってきますが、キッパリと断ればよいとおもいます。大したガイドをせずに、数で保険かけさせます。
イメージだとバランス見ながら松竹梅ぐらいで併願校3〜5つでしょうかね。
相性の良い学校を中心に「一般個別中心で組む」方が、結局コストパフォーマンスが良いです。
ただし、本命だけはできるだけ複数回受けましょう。矛盾しますが、確率が上がるというのは、本当です。相性がパシッと合う日に出会える可能性が高まります。
上記で、それでも本命入れて20〜30万近くになってしまいますが、我が家のような事にはならないと思います。
恥を晒すようで、お恥ずかしい話ですが、麻薬みたいに麻痺してきますので、併願には十分ご注意ください。