この瞬間に


この瞬間に


と、


大草原駈ける風に

高く輝く星々に


想いを馳せる







どの夜空も

満天の星を抱いていた頃


星々が囁く永遠と刹那は

どれほど真に迫るものだったろうか






なぜだろう


今宵はいっそう世界がくっきりと

澄んで観える気がする



夏と春の狭間の暮れゆく空

雨に潤んだ土の包み込む香りと共に








満ちゆく月の艶やかさ


流れる雲の御簾越し


香りは雨後の花のごとく