というわけで天保山からバス旅を再開していきますが…この三菱製のエアロスターの車両はある意味ワナです(爆) 何がワナだと言うと、ドアチャイムがウエストミンスターではないというワケで…(なお大阪市営バスとして導入された最後の新車グループとなる)

 

天保山14:35~築港1丁目(大阪シティバス60系統 なんば行き)
74-0522(鶴町営業所 日産ディーゼル スペースランナーRA)

この西工車体のに少しだけ乗車。どうやら行先表示機が方向幕のようですね。大阪市営バスでは行先表示機のLED化が名古屋より遅かったようで、名古屋市バスでは数年前に絶滅した方向幕の車両が今でもそれなりの数残っています。

 

なんと車内も全国的な標準化される前の大阪市営バス独自仕様が残されていますね。シートの色は深緑とオレンジ色で、壁面はダークグレーじゃなくて木目調。

 

なぜか座席に透明シートがかけられていましたが、(コロナ対策していた頃の名残なのか!?)降車ボタンも現在主流の黄色いタイプのものではなくて白と銀の旧型仕様…

なおこの車両は2004年製ということで、キャリア丸20年の超古参の部類です。この車両もファミマ新型に置き換えられて除籍される日は近いのかな…まさか2024年の大阪でこういうレトロなバスに乗れるとはね。(名古屋市バスは現地点で最古参が2006年度製。もうすぐ2007年度車からも除籍出るな(^^;))

 

地下鉄大阪港14:47~鶴町四丁目(大阪シティバス72号系統鶴町四丁目行き) 20-1450(鶴町営業所 いすゞエルガ)

 

というわけで古いバスに乗ったらネタになるものが沢山あったというわけで、今度はごく普通の標準化されたいすゞエルガに乗車します。

この72号系統は本数は1時間に1本ほどと少なめですが、なみはや大橋という眺望のいい道路橋を通る唯一の系統です。なおなみはや大橋を通っているときの写真も撮りましたが、俺の指が入るという重大な欠陥をやらかしたためブログには載せられません…

 

というワケで終点の鶴町四丁目到着。鶴町営業所という天保山や大正区を通る路線を多く担当している営業所の最寄です。(「鶴町車庫」ではない)どうやら鶴町営業所のある大正区は鉄道の駅がJR大阪環状線及び地下鉄長堀鶴見緑地線の大正駅しかなく、しかもその大正駅は区域の北端に位置しているというワケで区域のほとんどが鉄道空白地帯、また区域を背骨上に南北に通っている大正通にバス路線を集約しやすい構造になっているので、この地域はかなりのバス天下となっているそうです。

 

というわけで次回大阪シティバス編最終回。この大阪編が終わったら暑さ・梅雨対策兼青春18きっぷの期間になるまでの充電期間ということで、旅ログはしばらくお休みになるかな…