というワケで新章突入です。今回は何を思い立ったのか知らんが近鉄で大阪に行こうかと思います。なので近鉄名古屋駅に来ました。ちなみにJR中央線の名古屋行き始発は神領5:09です。始発乗ったの久し振りですが、6月なので早朝4:30の地点でもう明るいです。(名古屋駅では通常とは違い4番線に到着し大垣行きの普通とスムーズに乗換ができるようになっている)

 

近鉄の運賃表です。ここから大阪難波まで2860円です。本当は5000円(今年3月までは4400円)の3日間フリーきっぷを使うことで名阪間移動に関してももう少し安くなるのですが、今回は使いません。(事前予約が必要な面倒な仕様)

 

ケチケチラビューさんにとって特急は到底使えません。というワケで今回は急行に乗車します。近鉄名古屋線急行は全線を走破する奴が概ね毎時3本運行されており、(ほとんどは山田線の松阪や宇治山田辺りまで行ってくれる。) JRの快速みえなどとともに三重県内の地域交通にとっては核となる存在です。基本的に最大4両の快速みえよりも長い6両編成で運行されています。

 

近鉄名古屋5:50~伊勢中川(近鉄名古屋線伊勢中川行き急行)
1200系1211F(FC92)+1259系1269F(VC69)

 

というわけで車両は1200系1211F(FC92)と1259系1269F(VC69)のコンビです。近鉄名古屋線急行は前4両がクロスシートであることが多いのですが、今回は残念ながら?オールロングシートとなりました。FC92こと1200系1211Fはかなりのクセモノで角屋根の1200系と丸屋根旧型の2430系を混結した4両固定編成です。一方でVC69こと1259系1269Fは日立製GTO-VVVFを搭載した2両編成の1220系グループのうち、ボルスタレス台車を履いた1253系の一部を伊勢志摩ワンマン対応改造して形式名を変更した奴です。ちなみに「VC69」などの編成記号(電算記号)について説明すると真面目にこの記事が終わらない件…(JRみたいに車両の前面に編成番号がはられているわけでもないので分かりにくい…)

 
1259系の方は前述の通りワンマン運転に対応しているのですが、伊勢志摩地区のワンマン運転は地方ローカル線型なので運賃箱と運賃表示用LCDがついています。
 
という感じで前置きが長くなったのもいつものこと。電車は蟹江・弥冨と停車したのち、木曽川を渡って三重県に入ります。木曽川・長良川・揖斐川で木曽三川ですね。中学の地理にも出てきたはず。
 
近鉄四日市です。町はずれの工業地帯にあるJR四日市とは違い、近鉄の駅は町の中心部にある文字通り三重県を代表する駅の一つです。近鉄湯の山線及び四日市あすなろう鉄道(旧近鉄内部線)は乗り換えです。なお急行なので普通との緩急接続も頻繁に行われます。
 
四日市から3駅先の塩浜です。塩浜研修車庫が隣接しており、近鉄が好きな方からはきんてつ電車まつりというイベントの開催地としてもお馴染みです。当駅折り返し列車もあります。ここで特急退避です。名古屋駅を8分後に出発した乙特急アーバンライナーに抜かされます。
 

ちなみにラビューさんアーバンライナーは小学生以来15年ぐらい乗っていません(爆) ひのとりは2回乗ったことあるんですがね…これに乗れば大阪難波8:21着です。

 

三重県の県庁所在地駅にして日本一短い駅名としても有名な津駅です。○津という都市名は日本中に腐るほどあるんですが、ここはこれ以上ないほどシンプルに「津」です。ちなみにラビューさんはこの辺りまでオトンとドライブしに来た時にたまにこの駅で入場券買って撮り鉄しています。ひのとりも全部停車するので絶好の撮影スポットなんですよね。
 
近鉄名古屋線急行は江戸橋から伊勢中川までは各駅停車です。(この体制になったのは2018年ダイヤ変更から。同時に普通のほとんどが津新町折り返しとなった) 列車はもうすぐ伊勢中川駅に到着。右に曲がる線路は伊勢中川には停まらない特急ひのとり専用の中川短絡線です。
 
というわけで伊勢中川到着。ここまでお世話になったFC92こと1211Fとはここでお別れです。
 
ここからは大阪線の急行に乗り換えです。久しぶりの近鉄ということで伊勢中川までだけでも十分濃い記事になってしまいました。