最近大阪シティバスのオンチ(オンチは褒め言葉?)ドアチャイム(学校のチャイムでもおなじみの4打点ウエストミンスターの鐘風チャイム)に沼りすぎて困っているラビューさんでございます。(名古屋市バスでもドアが開いて普通のブザーが鳴るたびに口に出してしまう)

 

それは置いといて知多新線の終着駅である内海駅に到着。コンクリート作りの一見すると立派な高架ターミナル駅なのですが、圧倒的に寂れている件…

観光客らしき人は上の画像に何人か映っていますが、失敗した観光路線とよくディスられる知多新線、普段は閑散としています。

 

改札口です。前後のスペースこそ広くとられていますが、改札機は2台しか設けられてません。そして柱で窓口跡が見えませんが窓口はシャッターが閉められて無人化されていました。コロナ禍を言い分に2020年頃より駅員がいなくなった模様ですが、ここより利用客も地位も上の急行・特急停車駅ですら忖度なしで無人化されるこのご時世では何ら不思議ではないかと…

画像上部には内海駅周辺(と言ってもこの駅からそこそこ歩くんだろうなぁ)の旅館の看板がありますが、これが色んな意味で哀愁を誘うんですよね…(多分旅館に行くのに名鉄内海はあまり利用されてないんだろうなぁ)

 

そして海っ子バスと呼ばれる南知多地区のコミュニティバスです。(あれはいすゞエルガミオか日野レインボー(どちらにせよ新型ですね))内海駅のバス停につくや否や吸い込むように数名の観光客をのせておもむろに発車していきました。

 

内海駅周辺の地図がありましたが、見てわかる通り(小さくて分かりにくいかと思いますが…)内海駅から海水浴場までは歩いていくにはキツイ・めんどいぐらいの距離があります。この駅から海水浴場までの絶妙な遠さが、観光客のマイカーへの逸走を許してしまい、長期にわたって知多新線が低迷してしまう原因となっていますね。

 

最後に高架ホームから見える家並みです。よく見たら遠くに高層マンションまで見えますがこれは一体…知多新線沿線の人口は少ないと聞いていましたが、この画像を見る限りは内海駅に限っていえば意外と宅地化しています。しかしここの沿線民もほとんどはマイカーで事足りてしまうのでしょうね…(鉄オタとしても悲しいが、今となっては知多新線の不便さを考えると使われなくて当然である(^^;))

 

書体の古さからして間違いなく開業当時から40年以上設置されているであろう名鉄スイミングスクール半田の広告看板。もはや内海駅の隠れ名物ですね。

 

おまけ

2024年度の名鉄設備投資計画がようやく発表されましたが、2024年度導入分の9500系がまさかの中央貫通扉設置で前面デザイン大幅変更。(鉄道車両内での異常事態発生対策だと明記されているな。なお旧Twitterで省令改正に対応するためだという考察を見た模様) 形式名こそ変更はしませんが近鉄・京王と並んで名鉄でも事実上の新型車両発表ですな。

しかしこの前面デザインの意匠…旧Twitterの名鉄界隈は揃いも揃って「かつての1700系に似せてきたな」的なことを言っています(笑) 9500系は元が第一印象からしてかっこよかっただけに貫通扉設置に伴うデザイン変更は色々と複雑…