富貴10:04~内海(普通内海行き)
名鉄3500系3502F

というわけでここまで来るのに丸5記事かかってしまいましたが、今回は名鉄知多新線に乗っていきます。知多新線といえば元はといえば南知多の観光路線として建設されたのですが、南知多観光の停滞やモータリゼーション・沿線の過疎化などの影響で利用は低迷し、去年2023年のダイヤ改正でワンマン運転が開始されました。(同時に名古屋方面への直通列車がほぼ消えた上で本数も毎時2本と最低限に…) ワンマン化されたことで蒲郡線などと並ぶぐらいの路線としてのお荷物ぶりが名鉄界隈の間で話題になり、俺としても路線の存続自体が将来安泰だとは考えづらいと言わざる負えないです。

 

車両は3500系の車内リニューアル車(モケットや床面壁面などを総とっかえし新型車両の雰囲気にかなり近づけた)で、これの他に9500系も使用されます。(お荷物路線であるはずの知多新線ワンマンに名鉄最新鋭の9500系が起用されるのも無駄に恵まれているかと思いますが…それはまた後程)しかし…こんなはずじゃなかったというぐらい思いのほか人が乗っている(爆) 知多新線の主な利用者は某大学の学生(そこにも寄ってきましたが後程…)なので平日はまだ利用されている方だと聞いています。(2両にしなかったのは多分学生利用に対する配慮)しかしこの日はGW真っ最中で大学は間違いなくお休みの5月5日。学生利用すら見込めないはずなので正直俺以外誰も乗っていないことに期待していました(失礼) 良くも悪くも全く利用されてないというわけではなさそうです。

 

特急名古屋行きが2200系トプナンでした。一応これの発車を待ってから知多新線も発車するようです。なお特急河和行きと普通内海行きは接続するダイヤが組まれていることになっていますが、待機時間は10分ほどと連携は完璧だとは言えません。(知多新線ワンマン化と同時に内海行きの急行・特急をほぼ全部河和行きにしたため、富貴~河和間は結果的に増発となった)

 

知多新線に中間駅は4つですが、1つ目の上野間駅到着です。どうやら使われなくなったホームと引きはがされた線路があるようですね。ワンマン化の際に上野間と野間の両駅は2つあるホームのうち1つを使用停止にし、線路も引きはがしています。臨時増発したい時など万が一の時のために残した方がいいのに…と思ったラビューさんである。

 

こうしてみると知多新線って半島端部の山の中を裂くように線路を引いたので秘境感のある車窓も楽しめますね。なお電車は知多奥田駅で対向列車とすれ違いです。(富貴行きが先に到着し内海行きの到着を待つ形で2分ほど停車する) なお小野浦駅という未成駅も知多新線の有名なネタ要素だが、ラビューさんはすっかり失念していた模様。

 

所要時間17分ほどで内海駅に到着。ホームは4番線まであり一見立派なターミナル駅に見えますが、朝の時間帯を除きワンマン列車が1時間に2本あるのみなので、今となっては完全に設備の持て余しです。(3番線以外ほとんど使われてない)

 

乗っていた客を全部降ろした状態のをパチリ。正直こういう誰も乗ってないTHE 空気輸送の感じのを想定していたんですけどね。なお知多新線編だけでこの記事を含み3記事は軽く書ける模様。