NH-196号車(中川営業所・ナンバー2105)

というわけで前回の続きというわけですがあおなみ線中島駅から再開です。車両は1年以内に除籍される可能性が高い2007年度日野車。幹神宮2系統と言っても行先が終点の権野(何処やねん)というところまで行ってくれる奴と中川車庫前で力尽きてしまうやつの2種類ありますね。これは権野まで行ってくれますが、今回は中川車庫まで行ければ十分です。

 

というわけで中川車庫前到着です。一見すると何の変哲もない住宅街ですが、(いすゞ自動車の営業所があった。しかしこの車両はいすゞではなくて日野製だぜぇ…)中川車庫前止まりは降車場で客を下ろした後、そのまま奥の車庫に突っ込みます。普通の屋根付きバス停で降ろされた俺にとっては意外とわかりにくい…

 

というわけで中川営業所の社屋(事務棟)です。中川営業所は(その名の通り)中川区の路線を主に担当し、熱田区の路線も多く担当しています。熱田区・港区・中川区を横切る鉄道路線はないので、(関西線と近鉄名古屋線はもう少し北だな)そういう系統は利用が多いイメージです。(前イオンモール名古屋茶屋に行くときに乗った東海12系統はアホみたいに混んでいたなぁ) 所属車両数も113両で現地点では鳴尾営業所に次いで2位です。(大森のガイドウェイバス用はノーカウント) 基幹バスを受け持ってない営業所に限定すると1位だという。

 

さすがは名古屋市バスの中でもトップクラスの大型営業所。敷地内のバスを止めるスペースはかなり広々としています。猪高や鳴尾などと違って基幹バスカラーの車両は一切おらず、白と紺のツートンカラーの一般向け車両の純度100%です。なお昔(2003年頃まで)は保守がしやすいように営業所によってメーカーが統一されていましたが、この中川営業所は日野の車両ばかり配置されていました。(ちなみに鳴尾営業所は同じ感じで三菱の車両が指定されていた。いすゞ車ばかりとなった今となっては意外かもぉ)

 

中川営業所は敷地内に自前の検車場を行っています。他の営業所では交通局のコスト削減策の一環で外注化されているそうです。営業所の中にもトイレ貸してくださいと言って入りましたよ。(例によって昭和の香りがするトイレだった(失礼))やっぱり建物の中に入ること自体はそんなに難しくないようです。

 

なお、過去には鳴尾・猪高・野並の3営業所の見学にも行ってきました。全営業所制覇なるか!!

 

 

NS-106号車(中川営業所・ナンバー2183)

というわけでこの栄行きのバスに乗車します。(栄23系統)中川営業所から北に向かって東山線高畑駅やあおなみ線の小本駅の近く・大須などを経由して栄に行く比較的長距離を走る系統です。車両は2007年度いすゞ車。先ほどの日野車とは何が違うんだ…と言われたら、ヘッドライトの形状ですね。

 

おまけ

2024年度(3月31日実施)の市バスのダイヤ改正出ました。(3月19日に出た)やっぱり例の2024年問題には名古屋市も無視できなかったようで、「ご利用実態に合わせた」という感じの決まり文句をもとに20系統以上で運行本数減回(バスでは増発・減便のことを増回・減回ということもある。覚えよう)を喰らうことに…地下鉄すら忖度なしで減便している地点で最初から期待してない。

まあ、俺が普段通勤に使っている幹名駅1の便は時刻の微調整ありながらも無事でしたし、日常利用・趣味活共に今まで通り利用するだけですよ。