3649 今まで培ってきたバスの車両の知識を総放出します。そにょ2 | ラビューの持続可能なオタ活のためのブログ

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三菱ふそう製エアロスター(2008年度導入車)

殆ど日野・いすゞ製だった新車大量導入期間でしたが、2008年度のみ三菱ふそう製の車両が73両導入されました。(そしてラビューさんはなぜかこのタイプにやたら縁がある模様) 非ノンステップの車体をベースにノンステップにアレンジしたため、同時期の日野・いすゞ製よりも車高の高さが目立つことになっています。(後ドアの上の空間がかなり広い)さらに側窓の銀サッシも特徴的です。

なお名鉄バスでは伝統的に三菱ふそう製の車両のシェアが圧倒的多数なので、特に一昔前はこの車両みたいな銀サッシ側窓の車両が多数派でした。(ノンステップではないけど。なお逆に日野・いすゞ製の車両は少数派だがたまに見かける)

 

三菱ふそう製エアロスター(2022年度導入車以降)

2022年度は名古屋市バスとしては14年ぶりに三菱ふそう製の車両を導入し、しかも2023年度は未納車分も合わせて107両も導入される(2022年度は39両導入された)のでこのタイプは急速に数を増やしています。(名鉄バスの比較的以上に新しい三菱製の車両も当然このタイプなので同社ではすでにおなじみ)

14年の間に当然メーカー側がモデルチェンジも何回も行ったためそれに沿った仕様で、特にフロント周りは銀色の部分が出っ張っているのが特徴的です。側窓のサッシの色は一般的な黒ですが、着色ガラスの色が従来車より濃くなっているため、ドア周り・サッシの部分と合わせて黒い部分がかなり目立ちます。なお、新型エアロスターでも三菱車の特徴である車高の高さは健在です。このほか、2023年度分からは行先表示機のLEDがオレンジから白色に変更になりました。名古屋市交通局では他社みたいなフルカラー表示はしません。

 

日産ディーゼル製スペースランナーRA(2006年度導入車)

大きなグレーの顎ことフロントバンパーが特徴的な日デこと日産ディーゼル製の車両、(車体は西工こと西日本工業が製造)30両製造されたこのグループが名古屋市バス最後の日産ディーゼル車(日デは現在はバス製造事業から撤退)となり、しかも全車が2023年度の経年廃車の対象となっているためこの記事が書いている地点では残り僅か…というかほぼ全滅と言ってもいい状態です。(いつもお世話になっているサイト曰く、2024年正月地点で緑営業所で1両のみ残っているとのこと)

 

俺のバス趣味が本格化する前の8月に撮影した富山地方鉄道のバス事業の車両(他社から移籍された可能性あり)、バンパーこそグレーではないが、多分日産ディーゼル製(西工車体)だな。(その名の通り採用率はいわゆる西高東低…なのかな)

 

というわけでニッチな需要だと思う俺のバス車両解説でした。(好評だったらor俺が気が向いたら過去の車両編もやるかも) いすゞ製の新車が独占するかと思いきや最近になって三菱ふそう製が数を増やしてきた最近の名古屋市バスの車両事情。新車大量導入は交通局の財政が健康ならば2028年度まで続くという話を聞いたので、2024年度以降の新車導入の製造元も気になるところ。(三菱の落札が続けば一気に勢力図が変わりかねない)