KTRのスーパーカブ用アルミ製サブタンクの取り付け説明書 | ケイティーアールのあれこれ

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本製品はスーパーカブ90(HA02)ノーマル状態を元に製作しました。他機種については適合するか確認が取れていません。また、燃料コックが下の画像のものに限ります。ご注意下さい。

取り付けはバイクショップ等の専門的な知識と技術を持ったところで行って下さい。

 

サブタンクは約3.8リットルのガソリンが入ります。取り付け後、このタンクがONで、車体側のタンクが燃料計付きのRESになります。タンクはアルミ製の為、傷等がつきやすいので取り扱いにはご注意下さい。タンク上部には荷物等は載せないで下さい。

タンクの付属品は、燃料キャップ・H型ラバー2種類・燃料ホース・アルミ栓・ホースクリップ・結束バンド2本・M6ステンレスボルト2本・M8ステンレスボルト・M8スプリングワッシャ・M8ナット・M8アルミスペーサー2個。

取り付け方の説明です。

先ず車体の燃料タンクのガソリンを石油ポンプ等で抜き取ります。その後、燃料コックをOFFにします。次にレッグシールド上部M6のボルトと大きな平ワッシャを外します。この平ワッシャは後で使います。

レッグシールド下部のM8貫通マウントボルトを引き抜きます。反対側がナットになっているので、緩めて外してから木槌やプラスチックハンマー等で叩けば抜けます。

大体で恐縮ですが、レッグシールドに印した辺りに10.5~11ミリの穴を開けます。付属の燃料ホースを通す穴です。

次に燃料コックの2段になっているホースの下側を抜きます。ホースクリップも外します。このホンダ純正ホースクリップは後で使います。

抜いたホースに付属のアルミ栓を、先端5ミリ程残して差し込み結束バンドで固定します。

燃料コック下側の差し込み口に付属の燃料ホースを差し込み、外しておいたホンダ純正のホースクリップをつけます。アルミ栓をつけたホースを上側のホースの後ろ側にして結束バンドで固定します。

レッグシールドを車体に戻します。まだボルトはつけません。サブタンクのステーに付属のH型ラバーをつけます。中心の金属カラーも忘れずにつけます。サブタンクをレッグシールドに被せる際、タンクやレッグシールドや車体に傷がつく恐れがあるので、ステー先端のH型ラバーにガムテープ等を巻きます。シート下の湾曲している車体金属部分にもガムテープ等で保護します。それから注意しながらタンクを車体の上から被せます。構造上ステーがレッグシールドに接触しますので、軽く両手でステーを外側に広げながら定位置まで移動します。4本ステーがあるので、二人で作業される事をお勧めします。シートを外すと少しやりやすいです。

上側のステーに付属のM6ステンレスボルトにH型ラバーのワッシャをつけて、ステーとレッグシールドの間に外しおいたホンダ純正の大きな平ワッシャを挟んで差し込みます。仮締めです。

下側のステーに付属のM8ステンレスボルトにH型ラバーのワッシャをつけて、ステーと車体の間に付属のM8アルミスペーサーを挟んで差し込み、反対側もスペーサーを挟みネジ先端に付属のスプリングワッシャとナットをつけます。ボルトは車体の左右どちらからでも差し込めます。差し込み難い場合は、木槌やプラスチックハンマー等で慎重に叩いて下さい。

レッグシールドの裏側から燃料コックに差し込んだ付属のホースを、レッグシールドに開けた穴から出してタンクの取り付け口に差し込み、付属のホースクリップをつけます。それから、上下ステーのM6とM8のボルトを本締めします。これで作業終了です。

 

燃料キャップは鍵を回せば上に外れます。施錠する場合は、鍵を外してキャップ上面の棒状の盛り上がりを進行方向にして、上からキャップを均等に押し付けます。