3回目の移植に失敗してから数日。凹んでいないつもりだったけど、やっぱり私は静かに凹んでいた・・

前のような地面に叩きつけられたような強烈なショックはないものの、ふとした時に心の中に虚無感ややるせなさ、悔しさ、情けなさ、失望・・といった感情が芽生える。じわじわとやっぱり凹んでるんだ私、と実感せずにはいられない、そんな感じ。

今回は胚盤胞移植だったし、グレードもよく、アシステッドハッチングまでした。子宮内膜のコンディションも、ホルモンバランスもよく、まさに磐石の態勢で臨んだつもりでした。
職場のメンバー全員がストライキ的に退職することになり、急遽移植後に転職活動をすることになったため、面接などでかなりバタバタはしたけど、通常の生活を送っていいと言われている以上、許容範囲内の行動だったと思う。そもそも仕事をしている以上、絶対安静なんて無理だしあせる

仕事をしなければ高額な治療は受けられないし、タヒチアンダンスのレッスンに通うことも難しくなる。今のライフスタイルを守ったまま治療をしたいという方針なので、仕事を辞めるという選択肢は私にはありません。

・・だとしたら、仕方なかったよな~。いや、むしろ今できるベストを尽くしたよ。
だったらなんで・・なんで着床すらしてくれなかったんだろう。

いろいろ検査もしたけど、これといった原因も不明。ドクターは淡々と採卵&移植を繰り返すしかないと言う。

一体いつまで続くんだ、この無限ループ。いつまで私は頑張り続ければいいのか・・

なんて、ぐるぐる考える。

不妊治療をしている方、いや、していなくても不妊に悩む方の多くがこのような思考回路に陥ったことがあるでしょう。
私の周りの不妊経験者の方もほぼ同じような悩みを抱えています。

私はどん底まで落ちるのはもう怖いから、途中で考えるのをやめるようにしています。
旦那さんに愚痴る時にも、つとめてドライに。ウエットに泣いたりなんかしたら、立ち直れなくなりそうで本当に怖い。
幸い、旦那さんはドライに相談する私に対し、これまたドライに返してくれるので感謝しています。理系だからですかね。
ここで変に根性論や、過剰な優しさなどを持ち出されたらより弱気になり凹むので、私にはこの対応が心地いいんです。

あとは、やはりタヒチ虹
昨日はレッスンだったのですが、レッスンの前と後ではかなり気分が違いました。やっぱり私にとって大きな支えになってくれてるな、タヒチ!!

落ち込む気持ちに蓋をして、つとめてドライに考えること、何がなんでも前を向くこと、頑張って自分を引っ張り上げること。

これらは全て無理をしてるってことなのかもしれません。

無理をせず、泣きたい時には泣けばいい、という台詞はよくありますが、これには向き不向きがあると思います。

少なくとも、私には、とりわけ不妊というこのケースには向いていない。
弱音を吐いたり、泣いたり、悲観したりなんてしたくない。

そんなことをしたら自分が崩壊しそうで怖いんです。

無理をしなきゃ乗り越えられないこともあるよね、きっと。
そのやり方が自分に合っているならそれでいい。

あくまで強気で、ポジティブに。
この辛さを絶対に糧にして、自分の理想とする人生を描いてみせる。