アトピーの人がよく聞く質問。「何をつけたらいいでしょう?」痒くて掻いてしまった肌は、爪で傷ついています。血が出て化膿しているところもあるでしょう。

 

何かつけて、痛みや痒み、そして見た目を治したいと思うのは当然です。そこで病院に行くと処方されるのは、「ステロイド」。こちらの正式名称は、「副腎皮質ホルモン」

 

 

本来副腎から出るホルモンが出にくくなっているのを、このステロイドで補うのです。もちろんこれで改善しているうちは、いいのですが、身体は慣れてしまうと段々効きが悪くなってしまいます。

 

自然の物だから大丈夫と、アロマやクレイなどを使う方もいますが、それにも反応してしまう人もいるでしょう。では、何をつければいいのか?「何もつけない」のが一番良いです。炎症を起こしている時に、そこに何かつけると、又反応するからです。

 

石鹸などを使わず、塩素除去している水やお湯で軽く洗ったり、タオルで拭くだけです。

 

でも、もし辛い場合、オススメなのは「ホメオパシー (自然療法)のカレンデュラのマザーチンクチャー」。マザーチンクチャーは、ハーブの有効成分をアルコールで抽出したハーブチンキです。これを薄めた物をタオルで浸し、患部に当てます。

 

 

また、ホメオパシー のレメディーのクリームも、お肌に優しいです。ホメオパシー については、また次の機会に詳しく説明しますね。

 

 

自分に弱い所がある時、そしてそれが顕著に出た時、つい周りと比較してしまいます。「あの人はいいな〜〇〇だから」と他人の長所を持ち出し、自分の短所と照らし合わせます。

 

 

特にアトピーの人は、見た目に症状が出るため、誰もみていなくても、「見られているのではないか?」「〇〇と思われているのではないか?」と頭の中で考え、自分の言動を制限してしまいます。

 

人前に出るのがイヤで、友達からの誘いを断ったり、家の中に引きこもり、そして孤独に陥ります。でも体質の違う人と比較しても

それはただの妬みで、自分がどんどん惨めになり、自分を追い詰めて、鬱やノイローゼになってしまいます。

 

でも比べるのは、他人ではなく、「昨日や以前の自分」です。自分がどれだけ変化し、成長したかに目を向けるのです。そうしないと、アトピーが治っても別のことで他人と比較してしまうのです。

 

辛くても、頑張っている自分を労わり、昨年より今年、先月より今月、昨日より今日、少しずつ良くなっている自分を褒めてあげましょう!26年間ステロイド漬け、脱ステしてリバウンド、親子で重度のWアトピーの私も乗り越えました!

 

ドラッグストアが増え、病院に行かなくても手軽に薬が購入できる時代になりました。頭痛・腹痛・歯痛、風邪などなど、忙しくて病院に行くほどでもない時に、利用する人もいるでしょう。

 

 

薬を摂り、「効いた!」と感じるのは、薬を摂ることにより、

交感神経(緊張している時やストレスがある時に働く)が優位になる

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アドレナリンを出すのを誘導

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アドレナリンが出ると心拍数や血圧、血糖値などが上昇(スポーツ選手はこの状態で戦っています)

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病気によっては対処療法として、作用して効きます。でも、多くは脳が覚醒されて、元気になったと誤魔化されることが多いです

 

 

アドレナリンが出ると体全体に影響があるため、他の臓器にも効いてしまい、副作用が出ます。その対処療法を繰り返すと身体の免疫システムがこじれて、治りにくくなります。

 

そして症状が出た時に、なぜその症状が出たのかを考え、そこからアプローチしていかないと、同じことを繰り返すことになってしまいます。

 

 

 

 

アレルギーといっても、アトピーや喘息、食物アレルギー、花粉症や鼻炎など様々な物があります。どのアレルギーも苦しみを伴い、命の危険を感じるものもあります。

 

アトピーは、命の苦しみはありませんが、皮膚に出てしまうので見た目を気にしてしまい、精神的に大きな苦痛があります。周りの人の肌と比べてしまい、「なんで自分だけが・・・」と思い悩み、人と会うのを避けてしまいます。

 

 

私は、真夏でも長袖のタートル長ズボンで肌を隠して、外出しても目的を終えたら人目を避けるようにして家路を急ぎました。

 

しかし、この時ほど、自分の身体と向き合い、真剣に自分の体質や今までの生活スタイルについて考え、行動したことはありませんでした。そう、身体の調子が悪い時こそ、自分の身体と向き合うチャンスなのです。

 

今まで何気なく食べていた物、使っていた化粧品や洗剤、着ていた服、痒くなる時のタイミング、使ってきた薬、などなど・・薬が効かなくなればなるほど、今までないがしろにしてきた身体と心と向き合うことになります。

 

 

現代医学は、「今どのような状態にあるのか?」に目を向け、検査をし、病名をつけその部分を治していきます。

 

自然医学は、目に見える症状だけに囚われず「なぜこのような状態になったのか?」原因にフォーカスし、そこからアプローチして根本的に改善していきます。

 

辛いけれど、目をそらさないで、心身共に自分と向き合うと、本当の原因が見えてきて、どうすればいいのかがわかります。そこから解放されるととても楽になりますよ。

「肌に良い物を使っていて、最初は調子が良かったけれど、段々効かなくなってきて、どうしたらいいでしょう?」とよく質問されます。

 

アトピーの人は、この痒みと見た目から早く解放されたいと思って、藁にもすがる思いで一生懸命肌に良い食べ物や塗る物を探して摂ります。

 

 

でも同じ物をずっと使い続けると、身体がそれに慣れてしまい効かなくなってしまうのです。

では、どうしたらいいか?

 

それは、「ある一定の周期で変える」ことです。

 

一人一人体質が違うので一概に言えませんが、大体3カ月を目安に変えていくことをオススメします。お気に入りの食べ物でも化粧品でも違うメーカーの物を数種類選び、身体が慣れてきた頃に変えるのです。

 

ステロイド使用の経験者であれば、ステロイドが効かなくなった経験はありませんか?それは、体がその薬に慣れてしまったから効かなくなったのです。

 

1つの物に固執してしまうと、それが効かなくなった時に慌てます。普段から自分の身体の反応を観察して、合うものを探しておくといいですね。

 

 

 

 

アトピーの人で、日差しに弱い人がいます。

それは、汗をかくとしみたり、痒みや炎症が増すからです。

 

そのため、日差しが強い日に日傘をさす姿が見られます。

日傘=日除け=日焼けしない

日傘をさしていれば日除けができていると思っていませんか?

 

でも日傘も上手く刺さないと、全く日除けにならないんです。

多くの人の日傘のさし方はこんな感じ

         ↓

 

 

太陽が真上にきている時は、このさし方で日除けができています。しかし、太陽は動いています。常に日傘を上に向けるのではなく、陽がさす方向に向かって日傘を傾けないと、日除けにはなりません。

 

雨の時は、雨が吹き付ける方向に向かって傘を傾けますよね?それと同じです。

弱いお肌をちょっとした工夫で守ってあげましょう!

 

情報番組の中で、「〇〇を食べると〇〇が良くなります!」というと、翌日にはスーパーでその食材が品切れになります。簡単に買えて、それで身体が良くなるなんていいですよね?

 

人間の身体はとても繊細。それで良くなるなら病院はいりません。一時的に良くなったとしてもそれは対処療法。そして、テレビを見ている人全員がそれを摂って有効なものとは限りません。

 

それは人それぞれ「体質」が違うからです。アレルギー体質・虚弱体質・太りやすい体質など、人それぞれ違うのです。

 

 

親子でも摂るものによって反応が違うように、万人に効くものはなかなかありません。見るべきものは、万人受けの情報ではなく、自分自身の身体です。

 

自分が何に反応して、何を摂ると身体の調子がいいのか?観察してみてください。

アトピーの人は身体に負担のかからない物の方が、痒みもないと思い、食事に気を遣う方が多いです。

なるべく手作りを心掛け、作れない時には添加物の少ない物を選び、口から入れる物は1番肌に影響を与えると考えます。

 

 

でも気を遣っている人に限って、とても痩せていて、顔色が悪く元気がなさそうで、不健康に見えます。

それは、食べたいものを食べているのではなく、身体に良い物を選んで食べているからです。

 

体は食べた物で作られています。だから、健康的な食材を摂り入れるのは、栄養的にいいかもしれません。

でも玄米が好きではないのに、玄米を毎日食べるのは辛くないですか?お肉が好きなのに、肉もどきの大豆ミートを食べて体が喜びますか?

 

好きでもない物を身体に良いからというだけで、食べることはストレスになります。そしてかえって、何かの弾みでやけ食いになったり、隠れてコソコソ食べたりして罪悪感に苛まれるのです。

 

その人の生活スタイルに合ったストレスにならない食事を楽しく食べましょう!

 

アトピーの人が食べ物を購入する時、「これ食べると痒くなるかな?」とつい考えて買いがち。他の人よりも体が反応しやすいので、直接体に入る食べ物には気を遣います。

 

体に負担のない食べ物は食べたい!でも今日疲れたから作りたくない!!忙しいからチャチャっと済ませたいビックリマーク

そんな時にオススメのインスタント食品は

「ベビーフード」です合格

 

ベビーフードは、名前の通り赤ちゃんが食べる食べ物ヒヨコだから添加物も少なく、味付けも薄味。栄養も考えて作られている上に、消化に負担もかかりにくいです。

 

歯の生える前の赤ちゃん対象のお粥状の物だと食べ応えないかもしれませんが、1才4ヶ月位〜の物などは柔らかく小さいですが素材が形になっていますので、見た目も良いです。

 

ただ量が少ないので、足りなければご飯や野菜は足してください。味も薄ければ、塩や醤油を足すだけです。忙しい時やご飯作りが面倒な時ほど、ちょっとした工夫で、体に負担のない物を取り入れてみてください。

 

ペットボトルのお茶などを購入すると、原材料に表示されている”ビタミンC”

ビタミンは、5大栄養素(炭水化物、脂質、たんぱく質、無機質、ビタミン)の中の1つだから、水分補給と一緒にビタミンも摂取できると思っていませんか?

 

 

このビタミンCは、酸化防止の為に入っている化学的な食品添加物であって、栄養的なビタミンとは違います。

 

物は酸素と触れることで酸化します。そして食品を劣化させたり、腐敗する原因になります。それを防ぐ為にこのビタミンCは入っているのです。

 

また、ビタミンCとして、栄養強化の目的で栄養強化剤として使用されることもありますが、その場合表示が免除されます。

 

ということは、ビタミンCと表示されているものは、栄養目的でないことがわかりますね。