伝説のバーテンダーが作ったとされる一杯は謎めいていて、憶測推測妄想がカクテルを美味しくさせる良いスパイスとなります。
作者はロンドン・サヴォイホテルのバーテンダー“ハリー・クラドック”。伝説のバーテンダーです。 
数多の有名カクテルに彩られた彼のレパートリーですが、このカクテルの名前の由来を知る人はいません。

イングランドにブロードウェイという風光明媚な村があるので、カクテルの由来を探ろうとしたけどうまくまとまらず。こじつけようとしたけどうまくいかず。あ、こじつける言っちゃった。笑笑
テキーラにちなんでメキシコをイメージするのが自然かな?
熱気が揺らめく炎天下の広い通り(ブロードウェイ)を行き交う溢れんばかりの人々。からっからに渇いた(サースト)人々に癒しを与える美味しい一杯となりますように。こんな思いが込められているのかもしれませんね。

何はともあれ、一杯のカクテルを前にして妄想を膨らませるのは、素敵なことだと思います。細かく丁寧に解説をすることは野暮かもしれない、そう思う時がよくあります。


《レシピ》
・テキーラブランコ・・・・30ml
・オレンジジュース・・・・15ml
・レモンジュース・・・・・15ml
・砂糖・・・・・・・・・・1tsp


●シェーク