酒で乱れる男が愛したカクテル、、なのか。
彼は愛すべき酔っぱらいだったのか。。?


カクテルは1950年代に生まれていたようです。
飲み過ぎて毎日ふらふらと帰る男ハーベイが好んでいたのが、ウォッカのオレンジジュース割りにガリアーノを加えたカクテルだったとか。

まっすぐ歩けなくなるほど飲んだ時ってさ、なんだか歌いたくなるし、自動販売機の温もりを求めて隙間に潜り込みたくなるし、電柱とか壁があると叩きたくなるんよね、わかるー。あウソウソわかんなーい。


そんなトム・ハーベイのカクテルに目を付けたのがジョージ・ベドナルでした。ガリアーノを売り込むために1970年代頭頃に動き出したのです。カクテル‘‘ハーベイ・ウォールバンガー’’は人気となり、ガリアーノの売上を何倍にも伸ばしました。


ガリアーノはアニスやバニラの香りが特徴的な複雑な香味のリキュール。
ほんの少し加えるだけでカクテルの表情がガラリと変わります。


ウォッカのオレンジジュース割りはスクリュードライバーというカクテルですね。そこにアクセントを加えたものがこちらのカクテルになります。
できればオレンジの美味しい時期に飲んで頂きたいですね。例えば美味しいネーブルオレンジが出回る冬から初夏に掛けて、とかね。


とても飲みやすいけど強いカクテルですから皆さんは気を付けてくださいね!自動販売機と壁の隙間に潜り込まないようにね!


《レシピ》
・ウォッカ・・・・・・・40ml
・オレンジジュース・・・100ml
・ガリアーノ・・・・・・5ml(垂らす)


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