カクテルの中でも知名度はトップクラスでしょうか。居酒屋さんのメニューにもありますもんね。

・ジャック・モーガン 《ジンジャービア(炭酸飲料)を扱うレストランオーナー》
・ジョン・マーティン 《 ヒューブライン社(とてもビッグな企業)社長》
・ルドルフ・クネット 《ヒューブライン社のウォッカ部門スミノフ社社長》
3人のお偉いさんがバーで、遊び半分で作り上げたのが始まりなんて云われてました。
自社製品を使って美味しい一杯を仕上げ完成したカクテルにモスコーミュールと名付けたとか。

ところがその後2000年代に入って新しい主張?告白?がされました。
彼ら3人と懇意にしていたバーテンダーが、「店の過剰在庫のウォッカとジンジャービアを処分するために作った」と。うーん、ありがちなリアル笑!でも結果オーライ!

モスコーミュールは銅のマグカップで提供されることが多いですが、これはスミノフ社社長の営業センスによります。
別に銅のマグカップでなくても構いません。

そういえば昔、結婚式場のバーカウンターをお手伝いした時のはなし。
アルバイトの、お酒はまだ飲めないかなーって年頃の子がオーダーを私に伝えました。
私の目をしばらく見つめ(オーダーされたカクテルの名前を思い出してる)、「ジンコミュールとモストニックを一つずつお願いします!」と笑顔で。

その可愛らしさに心持っていかれそうでしたぜ。!


《レシピ》
・自家製ジンジャーウォッカ・・・・45ml 
・ライム・・1/4~1/6カット(15mlくらい)
・ウィルキンソンジンジャーエールスイート・・90ml

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