レモンの皮のシルエットで馬の頭部をイメージさせます。
目線の位置でそれっぽく見えてくるかも?!
見た目のインパクトに反して、繊細な美味しさが持ち味の一杯です。

今から100年ちょっと前くらいにノンアルコールのドリンクとして作られ始めたようです。
ベースにするお酒は何でも良いのですが、ブランデーを使うレシピが主流でしたね。
確かに美味しいので異論ありません。
ウイスキー、特にバーボンをベースにする流れができてきたのがここ数十年くらい。
実際は飲む方のお好みで、と柔軟に対応してよいと思います。
私はカルヴァドス(りんごのブランデー)やグレンリヴェット(シングルモルト)をベースにしたいと思います。
スモーキー過ぎないモルト(ハイランドパークやプルトニー)もいいですね。

このカクテルの良さは、レモンの皮から漂うオイルの香りがいい仕事をするところ。
レモンジュースの強烈な風味やえぐみが加わらないゆえの繊細な美味しさ、だと思います。
なので全体のバランスをまとめるように、ベースのお酒は30mlに抑えてジンジャーエールも辛みの少ない穏やかなものを使ったりします。

爽やかな一杯でどうぞリフレッシュしてくださいませ。


《レシピ》
・カルヴァドス・・・・・30ml
・ジンジャーエール・・・110ml
・レモンピール・・・・・1個分


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