食前酒にも食後酒にもなるカクテル‘‘キール’’は白ワインとカシスリキュールで作ります。
ブルゴーニュワインの需要が伸び悩んでいた1945年頃、ブルゴーニュの中心的都市ディジョン市の市長が、市のもう一つの特産品であるカシスリキュール※と組み合わせて拡販を狙ったのが始まりです。
※美味しいカシスリキュールに関しては‘‘No.026カシスサワー’’をご覧ください。
その人気は広く欧州に伝わり、市長の名前‘‘キール’’と名付けられ、愛されカクテルに仲間入りしました。
‘‘ブルゴーニュ・アリゴテ’’という辛口白ワインとディジョン産カシスを用います。
キール市長は食前酒としてリコメンドしました。
食前酒にする場合はカシスの量を少なくし、甘味を抑えます。
元々アリゴテは酸味が強いものですから、カシスの加減は上手にせねばなりません。
カシスの量を多くすれば甘く芳醇に仕上がり、食後酒にピッタリな一杯に変身します。
‘‘キールロワイヤル’’は白ワインをスパークリングワインに代えたもの。
華やかな場所で映える一杯ですね。
お誕生日とかにも向いてるでしょうか。
キールもキールロワイヤルもシチュエーションに合わせて楽しんでくださいね!
《レシピ》
キール
・美味しいカシスリキュール・・15ml
・白ワイン・・・・・・・・・・75ml
●ビルド
キールロワイヤル
・美味しいカシスリキュール・・・15ml
・スパークリングワイン・・・・・90ml
●ビルド