‘‘アンナ・カレーニナ’’はトルストイの代表作のひとつ。
今回ご紹介するのは、自尊心が強く、高慢だけれど己の気持ちに正直に生きた女性アンナのイメージで作られたカクテルです。
トルストイとかドストエフスキーとかその辺の文豪って、まどろっこしい表現やまわりくどい言葉選びにページが埋め尽くされてる印象です。訳してる方々がそうしているの?
分かりませんけども、イライラしながら読んでくと慣れてきて、それが快感に変わるんですよね。「はぁ、読み疲れた、でもまだこんなに先が長くて嬉しいぞくぞくするう。」みたいな。
学生の頃によく読んでましたロシアな感じ。
トルストイの文章ってきれいですよね。


真っ赤なカクテルの正体はウォッカ9割カシス1割。
アンナの美貌と強い存在感が表現されているでしょうか。
かなりの飲み応えではありますが、ほんの少しのカシスの優雅な香りと甘みが強さを包み込んで、全体を飲みやすくまとめあげているのです。
このレシピ、シンプルで好きだなー。


《レシピ》
・ウォッカ・・・・・・55ml
・カシス・・・・・・・5ml
・マラスキーノチェリー


●ステア