優雅に見せてヘビーなカクテル。
蝶のように舞い、蜂のように刺す。  ?

レモンと砂糖の甘酸味にジンの爽やかさとシャンパンの優雅な口当たりがマッチしたおいしさ。そして確実に酔えるアルコール感。

75(セブンティファイブ)とは第一次世界大戦時のフランスの75口径大砲のこと。
淡くナイーヴな見た目と裏腹の重い飲み応え。命名者のセンスに脱帽です。

こちらのカクテル、シャンパンをソーダに代えたものがジンフィズと呼ばれます。
シャンパンに酸味があるので、ジンフィズよりも多くの甘味を加えてバランスを取ります。


また、ベースのお酒を代えたアレンジが豊富だったりします。
バーボンを使えば‘‘フレンチ95’’、ブランデーですと‘‘フレンチ125’’、ウォッカにすれば‘‘フレンチ76’’、カルヴァドスなら‘‘フレンチ68’’、ゴールドテキーラで作ると‘‘フレンチ25’’となります。
調べたらそれぞれの口径の大砲が存在していたようですね。68口径はちょっと分からなかったかな。


いかがでしょうか、まずは‘‘75’’で元祖の美味しさを堪能してくださいませ。


《レシピ》
・ジン(ゴードン)・・・・・45ml
・レモンジュース・・・・・20ml
・和三盆糖・・・・・・・・3tsp
・スパークリングワイン・・70mlくらい

※レモンスライスを飾る
※ジンは度数の低めのもので

●シェーク