仕事をするうえで、
「情熱」は「スキル」以上に重要であると感じる。
スキルは、どんなに差が開いてもせいぜい5倍くらい。
情熱は、人によって100倍、500倍に差が開く。
やはり、情熱を持って物事をにあたっている人は
素晴らしい。
新さんの「経営の教科書」で紹介されていたのだが、
人にはいくつかのタイプがあるという。
自然型、可燃型、不燃型
自然型は、自分で自分の情熱を燃やし、
自ら高いモチベーションを維持し続ける人。
可燃型は、他人の情熱に火をつける人。
「あの人と話すと、なぜか、やる気がみなぎってくる」
というタイプ。
不燃型は、常にさめた姿勢で物事を見て、どうしても
情熱を保つことができないタイプ。
リーダーになる人は、自然型であると同時に、可燃型
である必要があると私は思う。
可燃型の人物は、古今東西、存在し、私淑した方々は
ことごとく活躍の幅を広げていられる。
平清盛が私淑した信西
幕末から明治初期の政治家であり、坂本龍馬が私淑した勝海舟
パナソニック創業者の松下幸之助さん
富士ゼロックスの小林陽太郎さん
など、ことごとく触れた人のやる気に火をともすシーンが
印象的である。
かくいう私も、自身の火付け役としてお世話になっている
方が複数名存在する。
そのうちの一人が、私の英語のプライベート講師。
月1・2回、3-4時間の英語レッスンをするのだが、
英語を受けた後は、不思議と心の火が再燃するのを感じる。
先日も、英語のレッスンの中で「論語」の話題から、
「四書五経」の話題になり、その中でも、優れて逸作
といわれる「易経」を紹介頂いた。
論語以上に深い内容く、本質的な内容が書かれていて、
最も難解な書物のひとつであるという。
しかもその先生は、それを、英語で読んでいるという
からまたすごい・・・
全ての思想は、歴史から脈々と受け継がれていて、
それを時代背景から読み解き、かつ、今自分が生きてる
時代と照らし合わせる。
その上で、自分の目の前の課題・仕事に反映してみる。
英語の講師でありながら、経営学、政治、歴史、西洋文学、
芸術、教育学などへ造詣が深い。
毎回お会いするごとに、なんだか「火」をつけられている気がする。
私も誰かの「火」をつけられるような人になりたいものだ。
まずは、研鑽、研鑽、研鑽あるのみ。
ちなみに私が通っている、NCC総合英語学院は、本当に
素晴らしい教育哲学を持っている。巷の英語学校とは
明らかに一線を画していると感じます。