数日前、朝早くに友人から電話があった。
朝の慌ただしさで気づかず、出勤時間になってようやく着信に
気がついた(意味ないよね~携帯)
メールじゃなく電話ってとこで、何かあったのか???と
即電話をかけた。
「うん、調子が悪いんだけど、○○(←私ね)の
勤め先で診察してもらえないかな?」
彼女とは同級生。
趣味を通じて知り合った。
何となく気が合い、わりと本音で話せる友人だ。
親の介護の話は聞いていた。
ご主人が転職するかも?との話も本人から聞いていた。
それが現実になったらしい。
文系大学生の就職ランキングではいつもベスト10入りをする
大手企業にお勤めだったご主人。
彼女も大卒後、同じ会社に就職。職場結婚だったそうな。
ただ、この大不況。
就職先がみつからない。
それ以前に今までの収入と比べてしまい、就活ができないと・・・。
実際問題、その収入に見合った生活をしてきたので、半分の収入では
赤字なのだ。それを考えたらどこでもいいわけにいかない。
不安だよね
待ってくれないローン、子供の学費に生活費。
ご主人もわかっていたらしいが、大手だろうが、いや大手だからこそ
政治の世界じゃないけれど、仕分けは厳しい。
子供は中学生と小学生だ。
親は双方とも高齢で頼れないと・・・・・。
まして数ヶ月前に倒れ、要介護。八方塞がり。
子供たちもさすがに不安になっているらしい。
うーーん、どうにもかける言葉がない。
ちょっと話しただけで涙ぐむ彼女。
私もツライ
我が家も他人事じゃなく、いろいろあった。
ちょっと早い気もしたし、子供たちには寂しい思いもさせたが
下の子が小学校の入学を機に
「税金の払える母親になろう」と決めた。
おかげさまで、今は微々たる金額だが税金を納めている。
自分名義でローンも組める(組んでないけどねw)
とりあえず、夫になにかあっても子供を食べさせることが
できる状態ではいる。(そりゃあ贅沢はできないけど)
それが子供を産んだ責任だと思うしね。(成人までデスが)
備えあればじゃないけれど、細くても柱は何本かあった方が
家は倒れない。
太い柱でもそれが倒れたらお終い。
でも、支えの柱があれば、なんとか持ちこたえるかもしれない。
家庭を支えるってそういうことだと思う。
世の中は厳しいのだ