6日間北海道内のJR路線が乗り放題で定価¥12,000という、破格の「Love北海道周遊パス」なる物が出ていた事、去年より脱サラした事もあり北海道へ。

最終日に、観光ついでという事で比較的アクセスもよく道具も要らない高温石英を採集しに富良野へ向かった。


富良野から上富良野へ向かう途中の畑の土は、多量に含まれる石英により天気が良いとキラキラと非常に輝いて見える。

残念ながら、動画では捉えられていない…


十勝ジオパーク(https://tokachidake-geopark.jp/geoname/240/)で紹介されている露頭。

正直、この辺一体はどこも同じ流紋岩質溶結凝灰岩だが、場所によってはもしかしたら含まれる石英の質が違うのではと色々見てまわった。



やはりというか、何処も大きくは変わらない。

完全なそろばん玉型の高温石英は恐らくなく、良くて2-3面は残念な感じになってしまう。

完全な結晶であれば拾い集めたくなるが…

所詮火山灰の斑晶なので仕方がないのだろう。


正直、富良野~上富良野の畑の脇はどこもこんな感じに分離した石英が多量に見られるので、態々露頭を探さずとも駅から適当に歩いているだけで標本の採集はできる。



石英はほんのりと、紫がかっている。


最大5mm程度の高温石英。



比較的形の良い物でこの様な結晶。


綺麗ではあるが、この様な物は意外に少ないので集めようとしたら大変だ。

ただの石英の破片でしかない物ばかりなので、過度に期待しすぎると幻滅してしまう。


民家の庭から不発弾が出て列車が止まり予定が狂ってしまった。

その後もシカが2回も列車と衝突し危うく最終を逃しかけたり、正直もうあまり来たくはない。