第2子ちゃんを無事に出産。
ふぅ…、と少し落ち着いていると、先生が再度エコー。
「この子はまだ上の方にいるな~、出てこ~い。」
そうだ!私のお腹にいるのは双子だった!(笑)
もう1回お産をしなくてはならないのだった!(笑)
第2子ちゃんはガーゼベッドの上で待機してもらい、
第3子ちゃんのお産へと切り替わりました。
第3子ちゃんは6wで心拍確認できず、
バニシングツインとして吸収されると言われていた子。
綺麗に産んであげられるか…?緊張してきました。
が、やっぱり痛みや張りは来ず。
助産師さんに左側臥位になるように言われる。
股にクッションを挟んで左側臥位に。
そして助産師さんが腰をスリスリ撫でてくれる。
何してるんだ?と思いましたが、お股に違和感が。
「すいません、何か出そうです。」
「ええ、何か降りてきている感じがするんですけど…。」
と言うと、助産師さんはうなずきながら、
「うんうん、そうだね。そうだね。」と。
私は状況理解できておらず、???という感じでしたが、
にゅるんと第3子ちゃんが誕生しました(笑)
ええ!?何で!?とびっくり。
すぐに動こうとすると、待ってねと止められる。
そして再度にゅるんとした感覚があり、どろっと何かが出る。
え、三つ子だった!?とびっくすりするも、胎盤でした(笑)
全てが出きってから、助産師さんの言うとおりに仰向けに。
すると、産褥パットの上にはこぶし大の胎盤と第3子ちゃん。
何と第3子ちゃんは人間の形のまま出てこれたのです!!!!!
感動と安心感から涙が止まらない。
助産師さんが先生を呼んで再度股にラッパを突っ込まれる。
何やらゴソゴソと処置?されるが、まあまあ痛い。
けどそんなの気にならないほど、テンションMAX!!
落ち着いてから先生が第2子ちゃんと第3子ちゃんを確認。
第3子ちゃんがきれいな形で生まれてこれたことを
一緒に喜んでくれました。ありがとう、ありがとう。
第3子ちゃん、はじめまして、産まれてきてくれてありがとう。
先生は胎盤をゆっくりっじっくりと観察していました。
「1人はへその緒がしっかり残っている。」
「もう1人はへその緒が繋がっている感じがしない。」
「でも1つの胎盤に1本のへその緒と、もう1つへその緒の根がある。」
「多分だけど、片方の子のへその緒がうまくいかなくて、
それでもう片方の子にも影響がいってしまったのかも。」
「2人で1つの胎盤を使っていたんだからね。」
そう説明をしてくれました。
産まれてすぐに双子が亡くなってしまった原因を説明してくれて、
すっごくすっきりしました。本当にありがたいです。
その後、2時間分娩台の上で休んで、私の出産は終わりました。