破水後、看護師さんに代わって、助産師さんがかけつけてくれる。
痛い!?と聞かれるも、痛みはなし。
ついでに便は出ていないけど便意も無くなったことを伝える。
助産師さんはいきなり大焦り。トイレ流した!?と聞かれる。
ああ、はい、流しましたと伝えると…、
あちゃ~という顔をされて、
「赤ちゃん出ちゃってるかも…」と言われる。
事の重大さに気づいてパニック。旦那も顔面蒼白。
必死で破水の時に手で股をおさえて赤ちゃんを抑えようとしたこと。
看護師さんは便器の中を見ていたこと。
私自身も確認して出血しかなかったことを伝える。
が、ここでまた思い出す。
双子の片割れはきれいな形では出てこれないかもと言われていたこと。
出血の中に双子の片割れがいたかもしれない…。
不安で不安で仕方がなくなりました。
そんな不安を察してか、助産師さんがエコーをしてくれました。
お願い…!!二人ともまだお腹の中にいて…!
助産師さんが何度もエコーを動かしてくれますが、
お腹の中にいるのは既に1人だけでした。
可愛い我が子を流してしまったのかもしれない。
罪悪感で頭がおかしくなりそうでした。
助産師さんが緊急で先生を呼んでくれて再度エコー。
「やっぱり1人しか居ないね。」
「…ん?でもこの子(エコーの子)小さい方だ!」
???頭の中はパニックです。
小さい方の子はまだお腹の中にいて、大きい子が居ない。
さすがに大きい方の子が出たら分かるのでは?
助産師さんが「膣の中に居るかも!?」と。
すぐにまたラッパみたいなのを股に突っ込んで確認。
お願いだから…、居て!!!!
「いるいる!!!ここにいるよ!!!」
先生が大切な我が子を見つけてくれました。
そこからはもう安心しすぎて涙、涙。
ここにいるけど、どうしよう?自然に出てくるかな?と
先生と助産師さんが話をしているのが聞こえます。
「無事に出てこれるなら何でも良いです。」
「私が痛くても何でも良いです。」
もう本当に、無事に出てきてねと願うばかりでした。
そして再度ラッパのもっと大きいものを股にずぼっと。
すると「あ~!きたきた~!」と。
股からにゅるんと第2子となる我が子が誕生しました。
すぐに先生が抱き上げてくれて、そら豆みたいなお盆の上に。
助産師さんがガーゼ等でベッドみたいにしてくれました。
よかった。よかった。本当に良かった。
初めまして、第2子ちゃん。産まれてきてくれてありがとう。