昨年、中学時代の同窓会に出席した際に思い出したことを一つ

 

ある同級生と40数年ぶりに再会した

 

小中高と同じ学校に通い、小学校では同じスポーツ少年団活動に参加し、そこそこ親密な時期もあったが、お互いの主張の違いなどもあり、一定の距離を置く間柄になっていた

 

なぜか意見が合わなくなって、強いて言えば、こちらが彼を好きになれない対象としてしまっていた

 

中学、高校の頃、ポピュラーなもの、ハードロック的なもの、プログレッシブロックに分類されたもの、様々な音楽に触れ、ありとあらゆる音楽に心を動かされて、ラジオを必死になって聞いていた

 

当時はよく音楽的に共感する仲間とお気に入りのレコードを学校に持ち込んで、あーでもないこうでもないとロックの本当の意味など分かっていないのに評論家の受け売りを語り合っていた(渋谷陽一さんが懐かしい)

 

その頃だったが、彼に言われて、「こいつ何言ってんだ?」と思いつつも、もしかするとそうなるんだろうかと不安に思ったことがあった

 

「そんなうるさい、騒音のような音楽、いい年の大人になっても聞けるの?」

と言われて、咄嗟に

「今聞いて、良いと思うんだから良いじゃん」

としか答えられなかった

 

その大人ぶった態度、ロックを聞く自分が幼稚な奴と見下されたようで、とても気分が悪く、その彼を益々嫌いになった

 

彼は、その当時から、JAZZを聞いているようなふりをして「スイングジャーナル」をペラペラめくっていた

 

中高生の、それも楽器を弾けるわけでもない鼻垂れ小僧が、何をJAZZなんて抜かしているんだとすごく反発した気持ちを持ったことを思い出した

 

今となっては、幼い者同士の意地の張り合いだったとは思う

 

でも、彼の意見と予想は見事に覆されて、私は今もロック爺さんである

 

これまで音楽に関する話題で触れて来たアーティストだけでなく、Led Zeppelin、Deep Purple、Yes、Pink Floyd、Asia、Scorpions、そして、アメリカンロックも、Journey、Boston、Eagles、もう節操なく、ありとあらゆるものを聞いてきたし、今も懐かしく聞いている

 

今のマイブーム(表現が古い)は、Boston

 

ファーストアルバムは、邦題「幻想飛行」

More than a feeling「宇宙の彼方へ」 を当時のNHKヤングミュージックショーで見た時のショックはあまりに大きかった

何もかにもが新鮮で髪の毛が逆立つような感動を覚えた

中学生には「かっこよすぎる~」だった

 

セカンドアルバムの「Don’t Look Back」も揺さぶられたし

 

サードアルバム「Third Stage」の「Amanda」もカッコ良かった

 

「Walk on」も良い

「corporate america」の I Had A Good Time も 出だしから Bostonだとわかるリフで最高

 

還暦を迎えても、ロックが心地よい、それでいい

 

彼に勝ち誇って主張しているわけじゃないけど、その時々にかっこいいと思った音楽を存分に聴けばいいと思う

 

あの時、そう言い返したかったなぁと、ちょっとだけ思うのでした