1月16日㈰は淀川工科高等学校吹奏楽部の第50回記念グリーンコンサート(フェスティバルホール)の配信を「昼・夜」2公演を視聴しました
皆様ご存じの通り、丸谷明夫先生が昨年12月に亡くなってから初めての淀工吹奏楽部演奏会です。
「定期演奏会」と銘打たれていませんが、「グリーンコンサート」は淀工吹奏楽部の3年生が卒部する演奏会です。今回は追悼演奏会でもありました。
丸谷先生の指揮を生で観たのは結局、2020年11月のびわ湖ホールと2021年7月のSAYAKAホールのたった2回だけで、前回49回グリーンコンサートは配信のみ、昨年11月のびわ湖ホールでは現地に着いてから丸谷先生が出演されないことを知りました
今回もダウンロードでゲットしたプログラム表紙を勝手に繋げてみました
この画像は「カーペンターズ・フォーエバー」フィニッシュと思われます(指揮台には在りし日の丸谷先生の御姿が・・・)
当日のプログラムです。
冒頭は「Opening」となっていますが「翼をください」が手話(?)、振り、歌付きで演奏されました。しかし(見た感じ)部員さんに湿っぽさは微塵もありません。第1回グリーンコンサートから司会をしているという田頭さんのトークも丸谷先生に触れますが思いの外、カラッとしてます。追悼コンサートは案外こんなものかもしれません。そして大定番「カーペンターズ・フォーエバー」が・・・。
3年生だけの演奏だったようですが曲は、シング~愛のプレリュード~トップ・オブ・ザ・ワールド~遥かなる影~スーパースター~ふたりの誓い と続きました。聴き慣れたメドレーですが、「スーパースター」のサビのところでもう堪え切れませんでした
「字ばっかり」になって間延びするので駆け足で行きますが1,2年生だけのホルスト「吹奏楽のための第一組曲」もよく練り上げられてると思いました。
次はOB80名により、プログラム記載の無い「ハイデックスブルグ万歳」(ルドルフ・ヘルツァー)と大定番「ジャパニーズ・グラフィティⅥ」が演奏されました。去年と一昨年に卒業した方々が中心だと言うことでしたが、何か「大人」な感じがしました。
休憩前の「ダフニスとクロエ」第2組曲(全曲)は圧巻でした。特に「夜明け」の情景と「全員の踊り」では淀工らしさ全開でした
丸谷先生を最後に生で観た7月SAYAKAホールでの特別演奏会、先生はステージから客席へ降りて再度上がる時に部員さんの手を借りてて、「あれっ?!(大丈夫なの?!)」と思いました。
その後、吹奏楽コンクールとマーチングコンテストと欠場が続き、いろいろ詮索されてましたが、そのアンサーというべき新聞記事が出てもワタシは釈然としませんでした。しかし今回の最終公演で出向井先生が仰った「コンクールに出るとなると無理して病院から練習を見に来るから」というお話でようやく腹に落ちました
もひとつ言いますと、昨年11月のびわ湖ホールの演奏会では、相次いだコンクール欠場から復帰してくれるものと思い込んでいたのですが、丸谷先生はやっぱり「急遽、欠席」扱いでした。
肝心の指揮者は今回とほぼ同じ方々でしたが、丸谷先生に状況については殆ど説明ありませんでした。「察しろってコトなの?」と思ったものです
休憩後の「アイーダ」はOBも2階席から参加して、壮麗、荘厳、華麗、圧倒のステージでした
大定番「ふるさと」に続いて、サイリウム(もしくはアミカライト)も使って「We are the World」が演奏されました。
この後、丸谷先生構成の「ザ・ヒットパレード」に繋がるのですが、夜の最終公演ではゲスト2名がステージに上がりました
アーティスティックスイミング・コーチの井村雅代さんと指揮者の佐渡裕さんです。
佐渡裕さんはその後、「アフリカンシンフォニー」を指揮されました。これぞサプライズ。
昨年末の「一万人の第九」に出演してましたからねぇ
ようやく「ザ・ヒットパレード」です。
パラダイス銀河(光GENJI) ~ ホップステップジャンプ(西城秀樹) ~ 幸せなら手をたたこう(アメリカ民謡) ~ 三々七拍子 ~ 六甲おろし(阪神タイガースの歌) ~ 明日があるさ(坂本九) ~ 乾杯(長渕剛・3年生の合唱)
あとはいつものアンコール(?)加山雄三「君といつまでも」「お嫁においで」「サライ」でしたが、最後は丸谷先生のフェイバリット、行進曲「ウェリントン将軍」(ヴェルヘルム・ツェーレ)で締めくくられました