花組『アルカンシェルパリに架かる虹』二回目観劇でした。



  一回目はお話の筋を理解するのとトップスターを目で追うので必死なので、

二回以上観劇できる時は他の演者さんを

追いかけることにしています。

 それでも目が足りないですけど…


 舞台を完成させていく過程と国を守るためのレジスタンス運動が主軸の物語ですが、レジスタンス運動よりも、不安定な情勢の中で舞台を創る立場になったマルセル(柚香光さん)の苦悩や孤独に重きが置かれていると思いました。

 


 幕開きで、一樹千尋さんが『オーケストラ シルブ プレ』というセリフがあるのですが、本当に指揮者の方に向かって合図を送って音楽が始まります。こういう細かいけどエレガントな演出が素敵でした。


 アルカンシェルのレジスタンスチームが華々しい✨

 帆純まひろさん、一之瀬航季さん、侑輝大弥さん、希波らいとさんの4人は劇団アルカンシェルの団員ですが、ナチスに対抗するためのレジスタンス運動に参加します。

 帆純まひろさんと一之瀬航季さんは、バウもW主演だったし、これからコンビで活躍されるものと思っていたので、帆純まひろさんの退団は本当に残念です。

 希波らいとさんは、ちょっとチャラいキャラクターのように思いました。

 そして侑輝大弥さんの顔芸!まさに熱い男!でした。公演を重ねてだんだんとキャラクターの個性が際立ってきてきました。

 

 柚香光さんと星風まどかさんは劇中で、離れ離れになるシーンもありますが、二人の関係性が出来上がり過ぎていて、きっと心が繋がっているよねという説得力があります。

 永久輝せあさんと星空美咲さんのカップルは、距離とか間合いが一回目の観劇とは微妙に違っていて、日々進化していますね!その完成仕切っていない感じが初々しさにも繋がり、懐かしい感じのラブをみた気がします。


舞台が成熟していくのをみるのは、楽しいですが一方で柚香光さんの退団が近づくと思うと寂しい気持ちも押し寄せます。

 




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