ラストフレンズ開始から5年〜瑠可という通過点〜
2008年のminiという雑誌で「グーグーだって猫である」の対談を小泉さんとしてましたね。
誰ですか?この美少年は?
黒髪になって髪がちょっと伸びてますけど瑠可の後の樹里さんですよ~
ショートカットの樹里さんを見るとやはり瑠可を思い出さずにはいられません。
昨日は4月10日で、ラストフレンズの放送開始からちょうど5年!
5年前の放送当日は朝から番宣でした。
私が本格的に樹里さんのファンになったのもやはり瑠可がきっかけと言っても良いです。
樹里さんのファン(特に女性)はそういう人が多い気がします。
映画「虹の女神」を観ていたらもっと早く樹海入りしてたかもしれないけど・・・。
瑠可の魅力はファンそれぞれ「自分の気持ち自分の瑠可」を持っていると思います。
そのくらい愛されてる登場人物です。
性に違和感を持ちながら生きて、ミチルを愛し、モトクロスレーサーとしての夢を追い続けている。
瑠可がかっこいいって言うのももちろんあるけど、強さと弱さの共存したリアリティが心を鷲掴みにしたんじゃないかと思います。そして心臓のどこかを掴まれたまま5年経ったのです。
樹里さんは岸本瑠可という人を「存在」させたのです。
そして、瑠可は他の役柄よりも鮮やかに強く存在し続けているから、
毎年この時期になると「瑠可に会いたい」って誰もが思うんじゃないかな。
ラストフレンズの視聴率は初回こそ平凡な数字でしたが回を重ねるごとに話題になって大ヒットしました。
wikiで見ると最終回は20%を越えてるんですね。
キャストそれぞれの演技も良くて、特に樹里さんの瑠可はファンならずとも夢中になったようです。
ラスフレの演技では、テレビドラマで贈られる様々な個人賞を獲得しました。
私が持ってる批評記事がこれ。
放送批評家協会の雑誌「GALAC」2008年度9月号のものです。
ギャラクシー月間賞で個人賞をとった時のもの。
この目の演技は毎回このシーンを見るたびに唸ってしまう。
「虹の女神」を見ると樹里さん自身はとっくに獲得してた演技なんだけど、ラスフレ瑠可でみんなに発見されたんですね。
瑠可に関しての演技評はほかにもあったらしくツイッターで教えてもらいました。
(フェレットさん、スランさんより)
「上野はその心性故に心を閉ざす苦悩を、沈黙の中に、自らの心を切り刻むかのように滲ませる」
「東京新聞」2008年6月30日の「ドラマ月評」だと思われます。(日大芸術学部教授上滝徹也氏)
また、くりぼーさんとスランさんの情報だと、キネ旬にもながめの批評が載っていたそうです。
No.1512の石飛徳樹さんの「tele-jun 時評」より「『ラスト・フレンズ』は10回目までが素晴らしい」
図書館とかで探して見ようと思います。
瑠可を演じる事は樹里さんにとってとても大変だったようで、撮影後体調も壊してしまったのです。
私としては、演技としては瑠可と並ぶ、いえその何倍ものパワーを使って演技自体も素晴らしかったのが江だと思っています。江にはそれまでの樹里さん全てが入っています。それはこれまで私が書いてきた江についての記事に目を通してくださればわかると思います。
瑠可を経験してのだめの映画を経験して(他にも5つの鞄やキラー・ヴァージンロード、素直になれなくて)からの江ですから、当たり前だけど瑠可の後の江の方が進化しているわけです。
瑠可は樹里さんの女優人生の輝かしい一里塚でありますが、通過点です。
のちのち振り返った時に常に最新作が一番いい演技をしている女優であってほしいなと思います。
樹里さんなら出来るという期待が樹里さんを見守り続ける理由の一つです。
「誰かのマネはしちゃダメだからね。
前にうまくったことをくりかえしちゃダメだからね。
失敗したって
やめなかったら負けじゃないんだもんね。」
(『上野樹里とナニカをツクル旅』より)
「陽だまりの彼女」観察日記〜いよいよアフレコ〜
5日は一日アフレコだったんですね
樹里ちゃんが↑とっても楽しみにしていたし、きっと真緒として最後の演技(声)を充実してしたんでしょうね。
2008年秋公開のグーグーだって猫であるのアフレコの時は、ちょうどラストフレンズで瑠可をやっていて、
声がどうしてもグーグーのナオミになれないってことで撮影時の仮録音を使ったって事がありました。
それくらい抜けられないから、まだ真緒でいる樹里さんで録音出来てよかったです。
樹里さんのファンになってから分かったことですけど、声ってほんと大事。
役者さんには一番大事なオリジナリティ表出部分ではないでしょうか。
微妙な差異を丁寧に出して試して録ってるんだろうなと思います。
で、監督が撮ってくださったこの写真。
この写真、大好き(∩´∀`)∩ワーイ!!!
もともと椅子が好きって言うのもあるんですけど、こういうモノが語る写真が好きなんです。
人が何かをやって痕跡が残ってるのが、想像力を掻き立てられます。
それが陽だまりの二人なら尚更です。
台本を置く台の高さから考えると少し高い右が松本さん、左が樹里さんでしょうか。
松本さんらしく椅子がちゃんと正面を向いてて、樹里さんは松本さんの顔を見ながら声を出してたのか、
椅子が少し右斜めに置かれているのが微笑ましいな。
真ん中のワゴンテーブルには水筒とペットボトルの飲み物がありますね。
昨日のVS嵐の収録時、松本さんは白湯を頼んで飲んでいたそうです。
健康を考え常温のものを飲んだり漢方とか気をつけてるそうです。
この赤い保温水筒にも白湯が入っているんでしょうかね笑
左のペットボトルは容器のデザインから考えるとサントリー「天然水」のような気がします。
のだめ後編で蒼井優さんとアフレコで共演した時の番宣映像でも「ミネラルウォーター」を飲んでいました。
陽だまり最後の演技、樹里さんの復帰作の演技がほんとに終わってしまうんだとちょっとさみしくなりました。
もう声も真緒から開放されて、これからニュートラルな状態になって行くんですね。
このアフレコの後に陽だまり組で飲み会があったそうです。ほんとに仲がいい三木組。
出会って別れるのが常なのが役者のお仕事でしょうが、いつか再び結集して新しい作品ができるといいなと思います。
D-room 翼の王国/ラジオCM 小林賢太郎さんの言葉
陽だまり公開までちょうど半年です。
札幌も雪解けが猛スピードで進んでおりまして日に日に路肩の雪壁が低くなっております。
これは先週末行ったニセコスキー場です。
前に見える山は羊蹄山といって蝦夷富士と呼ばれています。
綺麗でしょう?快晴で思いっきりスキーできました。
山頂はまだマイナス10度くらいでしたが歩くと汗がでるくらい温かくなりました。
こうやってだんだん10月に近づいていると思うと感無量!
GW頃には樹里さんの周りでも新しい動きがあるような気がします。
東京はもう桜が散り始めたようで、若葉と樹が生き生きする季節ですね。
3月末と4月初めに夫がANAの飛行機に乗りまして、
D-roomの広告が載った「翼の王国3月号」と「翼の王国4月号」を持って帰ってくれました。
教えてくれたついえむちゃんありがとう。m(_ _)m
翼の王国3月号
枠内の樹里さんは以前からDroomのHPにあった画像と同じですが、
樹里さんの部屋を狙ってる怪しい怪人が沢山います
翼の王国4月号
ライダー編の樹里さんには彼氏がいたのですね!
去年は樹里さんの誕生日会をお仕事でできなかったようで、ちょっとさみしかったんですが、
ちょっと早め(この撮影は3月)ですがお祝いされてたようです。万歳~(∩´∀`)∩ワーイ
ツイッター民でやってる樹里誕企画は今年もやります。
自由参加で主旨に賛同してくれる方からメッセージを受け付けます。
かなちゃんがもう素敵な台紙を作成し始めてまして、先日見せてもらいました。
かわいさ&ちょっと大人っぽい感じで感動
さて、このDroomのCMですがラジオでも流れているそうです。
内容はテレビCMとはちがうそうです。
詳しくは樹里さんファンの記事にあります
http://uenojuri.entame-fan.com/tv/j-wave/
そして、先日本屋さんで小林賢太郎さんの表紙の雑誌を発見!
樹里さんが毎回公演にお花を送るほどファンの小林賢太郎さん。
雑誌「演劇ぶっく」でインタビューに答えられていてました。
その内容の一部がCUTでの樹里さんのコメントに似てました。
「今までは自分の事はほっといて作品中心だったけど、これからは丁寧に作っていきたい。自分が笑っていたい。笑っている人と泣いてる人がいたら笑ってる人の作品をみたいはず・・・」
概略ですがこんな言葉です。
樹里さんの「丁寧」という言葉はこれからのキーワードになってくる気がしてたので、偶然でもクリエーターとして常に先頭を走り自分と向き合っている小林さんが同じ言葉を使われていたことに驚きました。
そして、自分も楽しむことへ心境が変化しているのも似てますね。
5月にまた小林さんの舞台があるそうで、前作に続き見に行きたいなと思っています。
「陽だまりの彼女」】観察日記 〜最近の陽だまり関連〜
「陽だまりの彼女」の観察日記は久しぶりになります。
今は監督さんたちが編集作業の真っ最中!
秘密の試写やラッシュが行なわれていて、
みなさん手応えを感じているようでこちらの期待値が上がるばかりです。
小川Pのこのつぶやき、歳のせいじゃないと信じたい!
ラッシュってまだ音が入ってない状態ですよね。
音が入ったら小川Pの涙は凄い事になりそう。
いままで雑誌に掲載された写真はどれもこちらの予想以上に素晴らしい!
ポスター&宣伝用の写真選びが困難を極めるのも頷けます。
どの写真からもこの映画の空気感と真緒と浩介の声が聞こえて来そうですもん。
原作者の越谷さんは一足早くポスターをご覧になったんですね。
「これはいいよ」
一言の中に原作者の太鼓判がしっかり見えます。
使われてる英文字と数字の書体が原作者のピンポイントってことは、
原作者さんが大好きなビーチボーイズのジャケとかに使われてる書体に近いんでしょうか。
「素敵じゃないか」が入ってるこの「Pet Sounds」の書体(Cooper Black)が使われていのかな?
とか、いろんな妄想が膨らむばかり。
GWには特報とか第一弾のビジュアルとかHP更新とか何らかの動きがありそう((o(´∀`)o))ワクワク
それと、雑誌ピクトアップに掲載されていた記事で 三浦透子さんの待機作に「陽だまりの彼女」とありました。
【陽だまりの彼女関連】雑誌情報
[ 発売中] (クランクアップ情報のみは除く)
CUT 04
non-no 5月号
MORE 5月号
hanako No.1038
週刊テレビジョン 4/3発売
[4/5発売] acteur (アクチュール)5月号
[4/5発売] ACTORS magazine (アクターズマガジン)Vol.11
[4/9発売] 日本映画navi Vol.39
[4/20発売] Cinema★Cinema No.44
[4/20発売] FLIX (フリックス)6月号
【愛魂プロジェクト】大河ドラマ江 24話「姫の十字架」〜分かりあえた?!〜
皆さん、ご無沙汰しておりました。龍子は陽だまり撮影の偵察を「くノ一」となって城下に隠れておりましたの。
今日は34話ですね。いよいよ次回は関が原の陣。
「姫の十字架」って大事なエピはガラシャ様の死なんですの。
「姫たちの戦国」の「姫たち」代表としてガラシャ様はこの作品ではフューチャーされたわけです。
ガラシャ様のような壮絶な人生を歩まれた姫君たちが多くいたということがわかりやすい回でございました。
そして、ミムラさん熱演でした。
で、もう一つのテーマが「夫婦の分かり合い」だったのです。
いよいよ関が原の陣 大軍を任されて不安な顔の秀忠様です。
浩介さんを見ていたせいか、向井さんの顔が新鮮ですわ。
呆然とする秀忠さま。
江様は夫が戦へ行くこと、豊臣と戦になるという不安、
そして、戦そのものへの嫌悪を表しておりました。
で、夫婦が分かり合うきっかけとなったのが
江様の、ヨシの知り合いに農民がおります、武士を辞めて農民になって暮らすという提案でした。
こんな破天荒な提案に秀忠さんは心がほぐれ「戦にいく」決心をしたんですわ。
農民姿のふたりはとても新鮮でした。
破顔で笑う江様は農民姿もキュート!
いつもとは全くちがう秀忠様も!
利休様を救い出す回で炭焼き人姿の江様が素敵だったのを思いだしますわ。
でもこの農民姿はふたりの想像の中のシーンとは言え、やはり唐突すぎますわね。
ヨシさんの知り合いと江様との接点も、江様と庶民との接点も全く描かれていないのに・・・
こういうエピをいきなり入れてくる事は見てる私としては時間が経った今でも違和感ああります。
ふたりを農民の姿にしてみたかっただけ・・・のようにさえ感じてとても残念ですの。
それが、大事な夫婦理解のきっかけになったというのがねえ。
この農民エピ無しで、秀忠様が信長が好きであった事が夫婦和解の理由とした方が
私には話がすっと入って来る気がしましたわ。まあ、素人考えかもしれませんけどね。
ふたりが「天下布武」の印で絡むところは、お二人の掛け合いが微笑ましくて好き。
そして、この江様の笑顔
えくぼが可愛いの
秀忠様の目そらし~の、笑顔になり~のお顔が素敵
浩介さんこと、松本潤さんと樹里さんはお顔がとても似ててそれはそれはお似合いなんですけども、
秀忠さんこと向井さんのような顔の系統がちがう相手役との共演も違うものが掛け合わされるドキドキ感があっていいものですわね。
向井さん、お元気かしら?SPEC撮影はクランクアップしたとお聞きしましたわ。
片桐はいりさんとの舞台も頑張ってくださいませね。
さて、出陣の朝。
夫婦として分かり合ったのでしょう。
秀忠様の切なそうなお顔が。・゚・(ノД`)・゚・。
「おぬしが愛しう思える」だって!!!!
「それはいけません。随分気持ちが弱っております」ツンデレツンデレ
って田渕さん、こういうセリフはほんとに美味いんですよね。
こんなラブ・ラブな関係があってこそ、この後の浮気問題解決もすんなり理解出来ますわね。
次回はいよいよ関が原です!江様の出番が少ないのでエコモードになりそうな予感。
それではごきげんよう、京極龍子でした。