今朝は風がひんやりしていました。

庭の木々は緑の葉が生い茂り、

小さな花壇には、かすみ草が白い小さな花をいっぱい付け

風に揺れていました。

苗で買ったトマトも大きくなり青い実を付けています。

5月の風を受けながら、それらをひとりぼんやり眺めていました。

なにも考えずに、ただぼんやり

ぼんやり眺めていられる自分に気が付いたとき

やはり月日は流れたのだと、ふと思いました。

主人の病気が発覚したその日から

見る景色が変わってしまったあの日から。