筑豊風土記 | 筑豊風土坊のブログ

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筑豊風土記 の名称は明治前期の石炭採掘より 筑前の遠賀・鞍手・嘉麻・穂波の4郡と 豊前の田川郡の5郡の石炭組合の設立によって 筑前・豊前の頭字を取り 筑豊 の名称が使われました。 この 筑豊の歴史・生活を知って頂ければの 筑豊風土記 です。

 

           伊藤伝右衛門氏 ゆかりの 2曲屏風 の 贈呈式

 
 

    平成29年4月22日午前中、 福岡県飯塚市幸袋300番地 の 旧伊藤伝右衛門邸 東の間 で 2曲刺繍屏風 が 伊藤伝右衛門氏  息子である 伊藤八郎氏の妻・蓮子氏(はすこ) に贈ったもので、 蓮子氏から 娘の 伊藤叡子氏(えいこ) に譲られた この2曲屏風 が 伊藤伝右衛門氏の 孫である 伊藤叡子氏 から 旧伊藤伝右衛門邸 での 展示のため 寄贈 いただきました。 

 

 屏風の 作者は、 岸本景春(きしもと けいしゅう) 1888-1975年 昭和時代の刺繍作家 で、 京都の工芸図案化 神坂雪佳(かみさか せっか) に 師事し 昭和5年第十一回帝展に 初入選し、 第十三回帝展で特選、 35年「湖面の影」 で 芸術院賞。 染物の補助手法であった 刺繍を独立した一つの芸術にまで高めた人と 記されています。

 

  旧伊藤家の東の間で 行われた 贈呈は、 伊藤叡子氏 ・伊藤家来賓 と 飯塚市市長・ 飯塚市役員による 贈呈式 が行われました。 東の間は、 部屋から見える 伊藤家の庭園・  袋戸棚絵 水上胎生画・  伊藤家三大襖(春のタンポポ・土筆 秋の女郎花とすすき)  の 美しい環境の中で 贈呈式が行われ  旧伊藤家に訪問される お客様方には 楽しまれる 2曲屏風 となりそうです。

 
 
       伊藤家より 2曲屏風 の贈呈式               贈呈の 2曲刺繍屏風
 
 
           贈呈式 1                          贈呈式 2
 
    
     刺繍 岸本景春 紹介本                   2曲刺繍屏風拡大  1
 
  
          2曲屏風の説明文                    2曲刺繍屏風拡大  2
 
 
         2曲刺繍屏風拡大  3                   2曲刺繍屏風拡大  4
 
 
         東の間よりの庭                      旧伊藤邸東の間よりの庭 1
 
 
       旧伊藤邸東の間よりの庭 2                    東の間の 襖絵 1
 
 
          東の間の 襖絵 2                       東の間の 襖絵 3
 
 

       水上胎生画の袋戸棚絵 1                   水上胎生画の袋戸棚絵 2

 

 

 

           伊藤伝右衛門氏 ゆかりの 2曲屏風 の 贈呈式