旧国鉄 幸袋線 は 今 その2(目尾(しゃかのお)-幸袋駅)
旧目尾(しゃかのお)駅、目・尾 と書いて しゃかのお なかなか読めない駅名の一つです。 目尾(しゃかのお)とは、 律令制の官制の地方の四等官の職名 「目(さかん)」から生まれた と 言われています。 狭い狭間の通行を監視する役人で 文字から言っても 目で追尾する の意味か? 九州にも 宮崎県に細長い狭間地に 同じような地名があるそうです。 それにしても 知らない人にとっては読みにくい変な駅名でした。
目尾駅を 出ると昔の鉄路は 現在大きな道路となっています。 旧国道200号線が 少し離れて並行にありますが 鉄路の方が新しい道であるため快適に幸袋まで通行できます。 筑豊には 鉄道が道路に整備された区間が多くありますが 現在のマイカー時代を考えると かえって良い面もあったのかなと 考える 筑豊風土坊 でありました。
旧目尾駅前- 目尾中央- 浜生交差点- 勝負谷- 柳橋- 中- 幸袋 と以前は 田の中を走っていた部分にも宅地・工場・商店も少しづつ カーブも旧鉄道敷きの為 大きくそれなりに快適な路線となっています。 幸袋交差点付近より 街並みも賑やかになりました。 大きな建物も多くなりました。 交差点より約300mで 旧目尾駅より 2.7km 起点小竹より4.9kmで 旧幸袋駅 に着きます。 現在は、幸袋郵便局・ 理髪店・ 飯塚塚警察署幸袋派出所 があるところが 旧幸袋駅跡 で その先にも石炭積場が ありました。
幸袋駅より戻ること300m 幸袋交差点付近には 1945年(昭和20年)当時は 高雄分岐点(小竹起点より4.6km)より西側に0.5kmで 庄司駅 さらに1.0kmに 高雄駅 が 石炭輸送の為 活躍した時代がありました。 幸袋駅周辺の 建物・工場については次回にお話しします。
目尾中央付近の道路 2 目尾中央付近の道路 3
浜生付近の道路 4 勝負谷付近の道路 5
柳橋付近の道路 6 柳橋付近の道路に 7
中付近の道路 8 幸袋付近の道路 9
幸袋本町付近の道路 10 旧幸袋駅舎付近
幸袋駅構内と幸袋工作所 旧幸袋駅構内と貨物置場
旧幸袋工作所跡より旧駅舎を 幸袋工作所跡より目尾方向
旧幸袋駅舎と駅前広場 旧幸袋駅付近の航空写真
小竹-目尾-幸袋駅間の古地図 幸袋町全図
地図情報 旧目尾駅 北緯 33度40分42秒 東経 130度42分26秒
旧幸袋駅 北緯 33度39分45秒 東経 130度41分05秒
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