大量生産・大量消費が20世紀型の悪しき罪であるとすれば、既に買ってしまったモノをわざわざ捨てるなんて二重の罪だろ
それが単に『60歳になったらミニマリストな暮らし』とか『断捨離』とか『終活で身軽に』とか、くだらんマスゴミや知識人の戯言に踊らされてなら
僕もあります。着なくなっただけのエディバウワーのダウンベストとか、若い頃イギリスで背伸びして買ったバーバリーのトレンチコート。サンヨーのライセンス生産のニセモではなく本物のバーバリー。だいぶ傷んだきたので、また買えば良いや、とバブルの頃に捨てた例は枚挙にいとまがない
ところが還暦を過ぎた頃から、せっかく買ったモノなのだから、修理しながら寿命を全うさせてあげよう、と大切に思うようになった
それにさ、勢い余って捨てても、どうせまた似たような物を買う事もあるし
これね。息子の高校時代の上履きだから劣化はなく綺麗。だけどもう履く機会も無いし捨てるか…と思っていたが、記念の品でもあるし取っておいた
ところがさ、模試監督のバイト。会場が基本、学校系。1回目は大学だったから土足黒靴でOKだったけど、2回目は高校だったから『上履き』専用シューズ必須
募集を良く見ると、会場はだいたい高校系が多い。試験実施会社が会場を安く借りやすいらしいのだよね
だからこの捨ててしまうハズだった息子のスニーカーが大活躍。ソールも厚いから冷たい校舎でも底冷えシャットアウト
よ〜く考えよお〜 モノは大事だよお〜♪
復活したTV CM、よ〜く考えよお〜 お金はだいじだよお〜♪ は今の時代においてピッタリですな