ども。台風来てますが、現在本州はそれほど大きな打撃はないようです。

いま西日本が大変だとか。関東は深夜になりそう。

秋は台風が多いから、何かと心配。もう災害多すぎて明日は我が身な気持ちです。。(怖)

 

さて、気分を変えて、たまには映画の話をしよう5です。

 

公開中の映画について、好きとか嫌いとか言いたい放題(笑)グラサン

いきま~すビックリマーク

 

◎好きな映画

『ダンケルク』

スゴイスゴイと噂が先行し、かなりハードル上げきって見たのですが

よかったです。クリストファー・ノーラン好きは必見。

民間の人々が英国兵士を救ったという救出作戦を描いた実話の映画化です。

音が全編で重要な演出の一端を担っていて、あの音、旋律が

戦争における人間の不安を掻き立てておりました。

役者も誰かがヒーローというのではなく、全ての兵士に敬意を持って描いていることが

よくわかりました。が、ワタシ的にはノーラン監督の最高傑作ではなかったです。

あと英国人にとっては、よくぞ描いてくれた感があるかもしれないけど、

日本人の自分にとっては、そこまでの感動には至らなかったです。

 

『ワンダーウーマン』

アメリカで高評価、大ヒット、パティ・ジェンキンス監督取材もしたので

思い入れはあります。

この映画の成功は、ワンダーウーマンのガル・ガドットの魅力につきますね。

強くて美しくて非の打ちどころなし!

物語も平和のために闘うワンダーウーマンであり、決して男を蹴散らしてという

わけではない。フェミニズムを全面に打ち出していないところが

良かったです。世界を救うためにという正義感からの行動だから潔くかっこいいのです。

ただガルがヒロインじゃなかったら、ちょっと厳しかったかも。

物語に深みはないし、彼女のオーラに助けられてる感もあります。

 

『新感染』

韓国初のゾンビ映画です。すっごくよくできたゾンビ映画でした。まさかゾンビ映画で

感動の涙と流すことになるとは!

主人公と娘が乗った特急列車にひとりの感染者が乗車。その感染者が人を襲い、その人がゾンビになって他の誰かを襲い、倍々ゲームのようにゾンビが増殖していくのですよ、列車の中で!

主人公は実に身勝手で自分と娘だけが助かろうとするのですが、それを娘に

とがめられるんですね。それに加えて、親子を命懸けで救ってくれたカップルもいて

そういった出来事から、身勝手な主人公が変わっていくんです。みんなで助かろうという意識に。

でもゾンビは容赦なく遅い、ひとり、またひとりと噛まれてはゾンビ化していく……。

やはり大切な人との別れは悲しいですよ。ネタバレになるので誰とは言いませんが。

身が引き裂かれる想いに泣けました。。。

ラスト、最後の最後までハラハラさせますが、着地の仕方も見事でした!傑作印ポン!!合格

 

『三度目の殺人』

福山雅治と是枝裕和監督が2度目のタッグを組んだ作品。

是枝監督にとっては初の法廷劇です。ミステリーと言われてみたけど、これは人間ドラマですね。

犯人は誰?と思いながら見ていましたが、正直それはあまり関係ないんですね。

役所広司演じる男は、自供したのに証言をコロコロ変えていくんです。

死刑ではなく無期懲役を勝ち取りたい弁護士(福山)はイライラしつつも、真実を知りたがるように。

もともと真実なんてどうでもよく、裁判に勝てばいいと思っていた弁護士が変わるのが見物でもあるのですが、それよりも自分は司法のビジネス化というか、真実をおざなりにしての判決というのがとてもショックでした。こんなしくみになっているのか、弁護士はこんなこと考えているのかと。これでは被害者は浮かばれない、裁判は被害者を見ていないというのがよくわかり、本当にしんどかったけど、見応えはありました。

 

ほか『ボブという名の猫』『ベイビードライバー』『散歩する侵略者』『奥田民生になりたいボーイと出会う男みんな狂わせるガール』が良かったです。

 

次は、私的にノレなかった映画ドクロ

 

『関ヶ原』

石田三成の視点から描いた関ヶ原の合戦です。歴史好き、歴史詳しい人なら「ほうほう」と楽しめたのかもしれませんが、私は知っていることが少なすぎて(教養なくてすみません)会話がトントン進み、何が何だかなところが多かったです。石田三成がわりと身勝手で、人の話に耳を傾けず、思い込みで行動するからこういうことになったんじゃんみたいな。それに様々な人が交錯して入り乱れているのに加え、三成と伊賀の女のラブもあったりして、そんなんいらんわ!と。天下分け目の闘いに色恋をからめないでほしかったです。

 

『打ち上げ花火、下から見るか、横から見るか』

岩井俊二を一躍有名にしたドラマのアニメ映画化です。制作をシャフトというアニメ好きにとっては「え~シャフトなの?見る見る~」と言うくらい人気のあるスタッフ陣が映画を支えています。

私はこのアニメを見た後、ひさびさびドラマ版も観たんですが、ドラマにはかないません。改めてあのドラマは傑作だったと再確認しました。ポーチで本音レビューと見比べをやったのでよかったら読んでみてください。アニメ版での後半の飛躍したシーンは理解はできるか受け入れられない。

そんな感じです。

記事はこちらです→ポーチ「打ち上げ花火、下から見るか、横から見るか」

 

 

ダラダラと長くなってしまうので、このへんで。

また映画のことは書きたいと思っています♪

 

 

娘と学校見学会へ行った帰りに食べたランチのちらし♪