ども。だいぶ放置しておりました
思い切り体調崩しておりまして、先週の金土日は寝たきり状態
発熱、頭痛、食欲不振、のどの痛み、まあ風邪ってことなんですが。
月曜日に取材があったので、活動再開したものの、本調子とは遠く。
寝たきり状態だったせいか今度は腰痛になってしまい、もうボロボロ。年だね。。。
今は完全復調でもちょっと咳が残っているかな。まあ、まだましじゃ。
さっそくですが、見たけど書けなかった映画について、いってみます。
例によって毒吐くかもしれません。
『幸せなひとりぼっち』
スウェーデン映画です。頑固じーさんが亡き妻のいない生活なんてと自殺を
試みるが、隣に引っ越してきた家族に振り回されて、自殺どころじゃなくなり
交流を持ち始めるヒューマンストーリー。
これもう大好きでしたね。イーストウッド監督作『グラン・トリノ』とか、頑固じーさんと
近所の人の交流ってありがちですが、これはひとりのじーさんの人生に寄り添うような
物語で、傑作!亡き妻を思うじーさんの愛情がハンパなくて、とても胸がジンとします。
回想の挿入の仕方もうまく、ドラマの盛り上げ方もスマートです。
宝物映画すっごくオススメ!
『アズミハルコは行方不明』
山内マリコの原作を蒼井優、高畑光希などで映画化。原作が大好きだったので期待。
蒼井さんはピッタリのキャスティングだと見る前から思っていたが、高畑さんの役は原作ではかなりオバカな娘なので、若干不安。。。ところが、彼女うまいですね、原作のバカさは軽減されていましたが、かなり役の心を掴んだ好演でした
上京したけどうまくいかずに田舎に帰ってくすぶっているアラサーのもやもや感が
「何者」同様に、けっこうイタイところついていたと思います。
でも原作読んでいないと、ちょっと厳しいかもしれない。。。わかりにくいかな。
私的にいちばんガッカリだったのは、キャバクラの先輩をえりを演じた菊池亜希子。
原作でいちばん好きなキャラだったのに、ぶち壊し!キャスティングミス!
タイプとしては真木よう子が理想ですね。
原作を読んだときのような爽快感がラストになかったけど、私は嫌いじゃありません。
『ブルーに生まれついて』
イーサン・ホークがチェット・ベイカーを演じる自伝映画。女性のようなハスキーボイスのチェットはドラッグに飲まれてキャリアを台無しにするけど、ドラッグがないとあそこまでいけなかったのかもしれないとも思ったりして。でもやっぱりダメだよね、とか、見ながらいろいろ考えました。イーサンは素晴らしかったです!試写けっこう混んでいたけど、全然話題になっていないのが悲しいなりねみんな見に行ってあげて
『グレート・ミュージアム ハプスブルグ家からの招待状』
ウィーン美術史美術館改装 の舞台裏を追い駆けたドキュメンタリー。美術館ドキュメンタリーって人気あるのかな、けっこう映画リリースされてますね。
貴重な美術品を改修工事のときにどうするか、もうお偉いさんから掃除の方までスタッフ全員で上へ下へと大変です。美術品の修復についても気が遠くなりそうな作業
今度美術展や美術館へ行くときには、これらの美術品を品質を守るためのスタッフの苦労に
思いを重ねてしまいそうです。
『シークレット・オブ・モンスター』(注意!若干ネタバレしています)
独裁者の少年時代はどのようなものだったのか。。。 ジャン=ポール・サルトルの短編「一指導者の幼年時代」 をベースに、独裁者になっていく少年を描く。っていうから楽しみにしていたのに、正直肝心なところが描けてません。
厳しくしつけられた。。。というかほぼ虐待のように子供の自由を奪う親のもとで育った少年が可愛そうでならない。彼が心をよせるお手伝いさんはクビになってしまうし、両親の仲は悪いし。。。
で、彼がどうして独裁者になるのかと思ったら、最後にいきなり独裁者として登場しちゃって。
成長過程による心の変化が知りたいのに、肝心の思春期がないんですよ!
すっ飛ばしすぎ!
耳障りが音楽も不気味さを煽るものの、しつこくて不快だった。
ピンクタイトル:お気に入り、超オススメ!
グリーンタイトル:わりと好き!
ブラックタイトル:苦手
てな感じです。
今日は家で入稿作業!では仕事に戻ります。
数日あたたか天気だそうなので、ポカポカを楽しみましょう
ある日の朝ごはん!先日の残りのハンバーグをはさんでみたよ。
1個だけ卵ハムになったよ。