ども。2度目です。

そういえば、最近ネットでこんな記事が出て、映画ファンたちがヤンヤ言ってるなと思って。


今の日本映画にもの申す…「レベルが本当に低い!」 英映画配給会社代表が苦言


それに対してツイッターで、
スタッフは少ない予算の中頑張っているとか、味噌汁とか炊き出しして、現場を支えているのに、そんな風にクソとかいうな!みたいな反論もあがり、これがまた炎上しているという。。。


映画の事で盛り上がるのはいいことだ~


でも両人ともになんか違うとかも思う。


英映画配給会社は、質の低下を嘆いているけど、でもお客さんは入っている。
特に中学生とか、漫画原作の映画とか、見てるよ~。
うちの娘も「暗殺教室」へ行くのを楽しみにしている。


それらの映画の質を問われると、映画関係者から見れば「くだらん」のかもしれないけど、
子供たちにとっては、自分たちの好きなスターが恋愛したり、青春したりするのを見るのが
楽しくて仕方がないのだ。


映画の好みは人それぞれだし、質の基準もいろいろある。
関係者は、良質なものをたくさん見ているし、見ている量が違うから目が肥えているけど
一般の人は年に2,3回しか見ない人が多い。
ましてや、中学生なんて、まだ劇場で映画を見始めたくらいじゃん。


そういう人たちが「楽しいよ~」「映画見に行こう」といって、友だち誘ってワクワクした時間を
映画館で体感できているのだ。これが映画の楽しみじゃないの?
予告編を見て「次はこれに行こう」と思ったりさ。


それと映画の質は違うと言われるかもしれないけど、でもそういう映画を楽しむ人々が映画館に足を運んでいるのだ。
作品の質にこだわる人もいれば、監督にこだわる人もいれば、テレビでよく見るアイドルをスクリーンで観たい人だっている。


だいたい、子供はみんな、最初は単純で、大人から見ればくだらな~いものを楽しむもんなんだ。
せっかく映画館へ行こう的なノリができているのに、その芽をこういうことで積まないでほしい。


できれば映画界の関係者は、そういうヒット作で生まれたマネーを
新人監督が映画を作るチャンスにしたり、もっと日本映画をよりよくできるようにしてほしい。
お金はないけど映画を作りたい情熱ある人達とサポートするお金に回してほしいなあと思う。


以上です。どうしても書きたくて書きました