ジョシュ・ハートネット、イ・ビョンホン、木村拓哉主演の

サスペンス『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』

観てきました。


30分前に試写室に到着したのに、もう半分以上席は埋まって

しまい!!、人気の高さがうかがえます。


やっぱり木村拓哉主演ってだけで

映画の知名度はアップするのかしらんショック!

おそらくアイドル誌の編集やライターの方など、普段はあまり

試写室に来ない人も来ていたのでは?と思われますな。



毎日えいが、ときどきドラマ

≪STORY≫

元刑事の探偵クライン(ジョシュ・ハートネット)のもとに、失踪

した息子を探してほしいと依頼がきた。

その男の名前はシタオ(木村拓哉)。

手がかりは名前、年齢、数枚の写真のみ。


彼の足跡を追って香港にたどり着いたクラインは、友人の刑事

メンジー(ショーン・ユー)の力を借りることに。

メンジーはマフィアの重鎮ス・ドンポ(イ・ビョンホン)の行動を追っ

ているようだった。


ドンポには溺愛している女リリ(トラン・ヌー・イエン・ケー)がいたが

ドンポの部下の裏切りで、彼女が連れ去られ、彼は血眼になって

捜していた。


一方、クラインが捜すシタオは、草むらの中の小屋で暮らしていた。

彼には、他人の傷や痛み、苦しみを自分の移すことができるという

不思議な力があった。

その彼のもとに、傷ついたリリーが…。


≪木村氏、汚れ役に体当たりで挑戦≫

製作の段階で話題になっていたが、それからトーンと噂を聞かなか

った本作。

『青いパパイヤの香り』など、美しい映像が印象に残るトラン・アン・

ユン監督ゆえ、

日米韓の美男(ま、好みはいろいろありましょうが、一応あせる)を揃えて

どんなめくるめく世界がドキドキ

と期待していたんですが、私にとっては美とは正反対

ダークサイドの世界だった叫び


ジョシュ演じるクライン刑事が苦悩する過去の事件のトラウマは、

この映画のキーポイント。

この過去がフラッシュバックされ、なおかつビョンホン演じるドンポ

とリリーがらみのエピソード、シタオの特殊な力などがからみあう

展開。が、しかし、

私がアホなのかもしれないが、もうちょっと整理してくれないと。

クラインとメンジーはコミュニケーションがあるんだが

ほかの人たちはもう自分の欲望のままに突き進んでいる

ような感じで、闘い、怒り、苦しみはあれど、誰にも共感できず

サスペンスの高まりもなく、いったい何が何だかはてなマークでした。


木村氏は熱演しておりましたよ。

テレビドラマで見る、髪はキレイにブロウされ、いつもブームを

起こすファッションに身を包んだ彼とは大違い!

血まみれになるわ、虫が体をはうわ、ここまでやるか!!

のめりこみぶりに驚いたわ目


でも私的には木村氏、いまやってるテレビドラマ「Mr.BRAIN」

のほうがいいなあ。

彼はやっぱり主演俳優タイプだと、今回改めて思った次第。


≪好き嫌い分かれる作品≫


トラン・アン・ユン監督にとっては、意欲作!?

けっこう好き嫌いが真っ二つに分かれるであろう作品。

観ながらちょっとギャスパー・ノエ監督の映画を思い出した。

神経逆なで系の映画ですな得意げ


あ、でも女子にオススメ(?)としては、ジョシュ、ビョンホン、木村氏

みんな裸の上半身見せてくれまする。

これってサービスカットかしら????にひひ


●『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』(6月6日より、全国ロードショー/配給:ギャガコミュニケーションズ)



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