人生初のお笑いライブ

弟がまた東京に来ましたー

今度はスポーツ文化学部の入試で

前回の体育学部入試が青葉台校舎で都内から時間がかかったので、極力ギリまで休めるようにと姉は町田にホテルをとり、弟と一緒に泊まって前日から勉強のサポートをして当日送って行こうと準備万端でいたら

ホテルにチェックインし、モーニングの時間を逆算しようと明日の出発時間教えてと弟に問うと要項を見ながら弟が…

明日の入試、世田谷校舎だ。って

何しに町田に来たんだよ

んなこと言ってる時間はなく、弟をテンパらせてはいけないと思い（姉が一番テンパってる。）

明日、車の中でおさらい出来るね

なんて無茶にもほどがあるプラス思考にもっていき

散々、今まで家を離れ好き放題やってきた姉が今弟をサポートしないでいつやるんだと自分に語りかけ。

頭の悪い姉弟が今までになく集中し協力して、入試勉強のラストスパートをかけました

入試内容は小論文と面接なのですが、スポーツ文化学部は来年度からスタートする新しい学部なもんで過去問がないんです

姉は必死にGoogle先生でスポーツ文化について調べ、要点となる題材をまとめ小論文問題を考え弟が書いては2人でもっとこういうことも書けんじゃないか？と復習して…

母が見たらビックリするぐらいの団結力を発揮しました

翌朝、町田から桜新町に向かう車の中はずっと面接の練習で姉はずっと面接官を演じきりました

見送った後は無事に試験が終わることを願いつつ弟の帰りを待っていると

帰ってきました。

浮かない顔で

ニコルに怒られてるのか慰められてるのか…ふたりはずっとこの状態でした

散歩でも行くかと弟を連れ出して

夜はライブがあるから新宿へ

弟が見てみたいというので連れていき。

服が被ってるねって言ったらものすごい嫌そうな顔されて

ライブが終わり一緒に家に帰る電車の中で弟が…

『俺、初めて生でお笑いライブ見たけど感動したわー‼︎俺ひとりでめっちゃ笑っとったわー‼︎ヒロらのは分かりやすいけどアクロバット以外のインパクトが弱いんじゃないかなー。』と熱烈にダメ出しをしてくれました

あんな真剣に語る弟を初めて見ました。

それぐらい真剣に入試勉強しろやって思いましたが、なんだか弟に背中を叩かれた気がしました

弟の興奮状態はさめることなく翌朝広島行きの飛行機に乗せるまで、ずーっと語ってくれました

入試のあと、あんなに凹んでた弟が一瞬にして笑顔に変わった『お笑い』の力。

うまくいかなくてお笑いって何？って思ってたここ最近でしたが、人を笑顔にする、純粋にこれがお笑いなのかなと弟のおかげで気付かされました

なぜだか意気投合したこの2人。

イラっとくるー