エピローグ

 

大島でのお葬式が終わり、東京へ戻って来た。

来月執り行われる、初めての社葬のため準備が忙しい。

そんな折、本社へ来るように社長から呼ばれた。

恐らく店長への辞令だ。

約三年前、僕は辞表を書いた。

店長の辞令が出た時に渡そうと思って書いた辞表はいつでも出せるように鞄にしまってある。

僕は大切な鞄を持参して本社へと向かった。

 

「金子雅輝。本日より多野店の店長を命ずる」

 

 

*この物語はフィクションです。

実在する人物、名称、地域、団体等とは一切関係ありません。