【ブラック企業のパワハラ店長から今回学んだ人生で大切な教え】
①
つらい時は同じ境遇にいる人を想像する。
『つらい時は同じ境遇にいる人を想像してみろ。お前よりもつらく苦しい人は他にもいるんだ』と会長から教わった。
『酷なことを言っているのは解るんだが子供たちはまだ死を理解していない。お前が落ち込んでいる理由を理解はしていないが、元気がないことは敏感に感じ取るものだ。無理に笑顔を出す必要なんてないけど子供たちへの心配りは忘れるなよ』と、会長は翔君の事まで気に掛けていたが僕は僕の事しか考えられていなかった。
②
つらい状況を笑い話にして話す。
不幸な出来事は最高のネタ。
『金子さん。剛はね、湿っぽいことが大嫌いでしたから思い出話で笑ってやってください。不幸な出来事は最高のネタなんですよ。みんな他人の不幸は大好物ですからね。辛い状況でも笑いにして話すことで共感が得られますから……』と、店長のお父さんから教わった。
人の死を笑い話にすることは出来ないが、店長の武勇伝は面白おかしく語り継げる自身がある。
店長の取り扱いマニュアルはもう作れないが『伝説の男』として武勇伝を伝えていきたい。
③
お前の人生の舵はお前がきれ。
店長の言葉のように会長から教わった。
僕の師匠である店長の師匠は、会長だった。
僕は会長から店長へ、そして店長から僕へ大切なバトンを渡されたのかも知れない。
