ブログを始めたのはいいものの、子供達もまぁまぁ大きいし
何を書いたらいいのかなと・・・
上の子の出産時は壮絶な出来事があったので、それを書きたいと思います
まず、上の子の妊娠中は・・・、というか出産後の少しの間もなのですが私は
まだ実家にお世話になっていました。
これは陣痛だ!産婦人科に行った方がいいかも!と感じたのは奇しくも夜中。。。
その頃は私の父、祖母、兄(家にいるんだかいないんだか行動が全くわからん!)
の一応4人で暮らしていました。
と言っても実家にはリビング的な家族が集まる部屋もなく、それぞれが自分の部屋で
バラバラに過ごしていました。
(なので兄は私が妊娠出産したことも全く知りませんでした爆笑)
とりあえず産婦人科に電話し、状況を伝えたら
「心配なら来て下さい」
と。そりゃぁ心配なので祖母にだけ産婦人科に行くと伝えて一人でタクシーを呼んで
一人で行きました。
着いてすぐに助産師さんが対応してくれたのですが、
「先生6時くらいには起きて来るからそれまで待っててね」←この時1時半くらいだったかなぁ。
これ絶対陣痛だし痛くて寝られないしひとりぼっちだし怖くて切ない時間を
過ごしていたらいつの間にか朝になり先生起きて来たーーー
内診してもらうと
先生「ちょっと!もう産まれるよ!すぐ分娩台!」
私「・・・」
助産師「全然痛そうにしてないからまだまだかと思った~笑」
的なのんきな会話ww
いやさ、痛かったよ、すごい痛かったけどもがいたって仕方ないでしょ。
若い子(当時私は16歳)は我慢もできずにうるさいのねなんて思われるのも嫌だから大人しく
平静を装って耐えていたのだよ・・・。
分娩台に上がってからは2時間くらいでかわいいかわいい我が子は産まれて来ました。
だがしかし、私に赤ちゃんのお顔を見せてくれるのかと思いきや、あたふたあたふた
別室に連れて行かれてしまいました。
出産の時のイメージって産まれたら顔を見せてくれて、女の子ですよ~
なんてするんじゃないの?
と思っていたら先生が紙とペンを持って近づいて来た。
赤ちゃん、元気なんだけど(うん、ちゃんと産声もあげてたしね!)
すぐに手術しないと危ない状況なんだ。簡単に説明するとおへそのあたりが
裂けちゃってて、臓器が外に出てきちゃってるの。
(絵を書いてわかりやすく教えてくれてる)
これはね 腹壁破裂(ふくへきはれつ) っていう病気なんだけど
本来はお母さんのお腹にいる時にはわかる病気なの。
それが今回の場合はお腹の中では赤ちゃんのお腹はなんともなってなくて
産まれて出てきた時の気圧の変化とかで裂けちゃったのかなって。
多分元々腹壁破裂の気はあったんだけど、お腹の中ではなんとか裂けずにもちこたえてた
んだと思うんだ。
これは今外に出ちゃってる臓器をお腹の中に戻してあげる手術をしないと
命は助からない。それも今すぐにでも手術をしないと。
でもうちでは手術できないから今病院探してるから。
私にはわけがわからなくて、腹壁破裂?臓器?外に出てる?
そんな病気あんの?いや、そんなん死んじゃうじゃん。無理だな、助からないな。
って思ってしまいました。
赤ちゃんの父親はその時携帯持ってなくて連絡とれないし、でも手術するには
身内が付き添いに行って同意書とか書かなくちゃだめらしいし。。。
産婦人科は私の実家に連絡したようで、おばあちゃんがやって来た
幸いにも受け入れてくれる病院も見つかり、おばあちゃんが
救急車に一緒に乗り、1時間程かけて大学病院へ行ってくれました。。。
よくよく考えたら当時おばあちゃんは78歳。
産婦人科までは実家から歩いて30分。そこから都会の大学病院まで連れて行かれ、
約3時間?4時間?程の手術の間待っててくれて、終わったら電車で1時間以上もかけて
帰って来て、その足でまた産婦人科まで来てくれて・・・
大変だっただろうな、おばあちゃんありがとう
・・・続く・・・