
以下、1995年8月の日記です。
まず書きたいのはJ.D.サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」のこと。
くるちゃんが中学生の時に読んで「ホールデン・コールフィールドとなら友達になれる」って思ったらしい。
私も、出来る事なら彼と知り合いたいと思った。
今まで読んだ本の中で一番共感できた本だと思う。
…と言っても今までロクに本なんて読んじゃいなかったけれど。
コールフィールド少年になら、安心…ってのもちょっと変だけど、自然に自分とダブらせて読んでいけるんだ。
私と全く同じ性格って訳じゃあないけど、少なくとも彼と私とは同じ種の人間だなって思った。
うーん。きっとね、人間という人間の思考を100種類位に分けたとしても、
彼と私は同じ域に入っていると思うなぁ。
同じじゃなくても近くに入っているかな。
私が70番目にいたら、67番目とかに居そう。隣りでも良さそうだけど。
とにかく、それくらいコールフィールド少年とは馬が合ったんだ。
大いに違うところと言ったら、彼はウソをつくのが上手だということ。
そのせいか、文中にしょっちゅう「うそじゃないよ」って言葉が出てくるの。
私はウソが苦手なんだよね。
まぁ、やろうと思えばウソなんて果てなくつき通せちゃったりするんだろうけど。
彼と私との違いは、きっと語いと言うか、言葉の巧みさなんだと思う。
実際私は語るのが得意じゃない。
頭の中じゃすごい事を考えていても、うまく言葉で表現することができず、
結局幼稚な言葉で幼稚な内容の話になってしまう。
混乱して語脈がメチャクチャになってしまい、相手にきちんと伝わらない事なんてしょっちゅうだ。
彼は私とは同い年だが、実に言葉が巧みだと思う。翻訳のせいもあるのかもしれないが。
彼は常に憂鬱な状態にある。「常に」ってのも少し変か。たいてい、しょっちゅう、ね。
私もそうなんだよね。
何か周りの人間がメランコリックにさせる人間ばっかりで、
そういう自分もきっと、かなり周りをメランコリックにさせる奴なんだと思うし。
きっと私は憂鬱のカタマリみたいな人間なんじゃないかなぁ。
彼も私も周りを見て「バカみてー」って思いながらも、
それを見ずには、聞かずには、付き合わずにはいられないっていう。
で、付き合いながら私は心のどこかで彼女らを見下してるんだ。鼻で笑ってね。
この本を読んで共感した人ってどれくらいいるんだろう。
かなりいるんだろうね。
だってこの本はすごく有名らしいし(私は本のことよくわかんない…)、たくさんの人が読んでるらしいから。
その人達みんながこの本に共感できた訳じゃないと思うけど。
でも私ってば、私が感じたことは、当然他の人も同じに感じるだろうって思い込んじゃうんだよね。
で、他の人の考えは違うってわかっても納得いかないの。
「何で君はこう感じないの?」って。
私が口ぐせのように言う「人それぞれだから」っていうのは、本当は自分に言い聞かせてるの。
納得いかなくても「人それぞれだから」仕方ないよってね。
でもそういう人の方がいいって思う時もあるよ。やっぱり納得はいかないんだけどね。
○○とかさ、「あたしは違う」ってはっきり言ってくるの。すごく正直で好きだな。
たまに(?)いるやん。「そーだよねー」って連呼してる奴が。
「本当にそう思う?」って聞き返したくなるよ。
コールフィールド少年の言葉で言わせてもらうと「インチキくさい」んだよ。
「そーだよねー」って言葉を聞きながら、
「この人はこんなにも私と同じ感じ方をする人間なんだろうか」
「この人は本当に私と同じレベルの感じ方をしているんだろうか」って考えちゃう。
ま、それはさっき書いた通り、幼稚な内容の話しか出来ない私の口のせいもあるんだろうけどさ。
とりあえず「ライ麦」を読んで感じたのは、他人をあざけまくって、学校とか嫌になっちゃって、
しょっちゅう憂鬱な気分に浸っているのは私だけじゃないってこと。
コールフィールド少年はもちろんだし、
くるちゃんや私みたく本を読んで共感しまくった人もかなりいるだろうし、
サリンジャー本人もきっとそうだっただろうと思う。
この間の日記に書いた友達。
(※数週間前に「親友が欲しい。自分がもう一人居ればいいのに」という内容の日記を書いていました)
「ライ麦」読みながら「うんうん」「そうそう」ってうなづきまくってた人が私の近くに居たら、
ぜひその人と友達になりたい。その人ならきっと私をわかってくれると思う。
ただ、世界中にはものすごくたくさんいても、私の近くにそういう人物がいるかどうかが大問題。
「この本読んだことある?」って聞いてまわるのもバカみたいだしね。
今の友達に読ませてどう思うか聞いてみてもいいけど、きっと私ほど共感出来るような人達じゃないと思うし。
もし「共感できた」と言ってきたところで、本当にそう思っているのか、かなり怪しいしね。
ま、とりあえず、この本持って友達探しの旅にでも出ますか…って大ウソだけど。
友達欲しいねぇ。今とは違った、もっと知的な友達がさ。
くるちゃんが中学生の時に読んで「ホールデン・コールフィールドとなら友達になれる」って思ったらしい。
私も、出来る事なら彼と知り合いたいと思った。
今まで読んだ本の中で一番共感できた本だと思う。
…と言っても今までロクに本なんて読んじゃいなかったけれど。
コールフィールド少年になら、安心…ってのもちょっと変だけど、自然に自分とダブらせて読んでいけるんだ。
私と全く同じ性格って訳じゃあないけど、少なくとも彼と私とは同じ種の人間だなって思った。
うーん。きっとね、人間という人間の思考を100種類位に分けたとしても、
彼と私は同じ域に入っていると思うなぁ。
同じじゃなくても近くに入っているかな。
私が70番目にいたら、67番目とかに居そう。隣りでも良さそうだけど。
とにかく、それくらいコールフィールド少年とは馬が合ったんだ。
大いに違うところと言ったら、彼はウソをつくのが上手だということ。
そのせいか、文中にしょっちゅう「うそじゃないよ」って言葉が出てくるの。
私はウソが苦手なんだよね。
まぁ、やろうと思えばウソなんて果てなくつき通せちゃったりするんだろうけど。
彼と私との違いは、きっと語いと言うか、言葉の巧みさなんだと思う。
実際私は語るのが得意じゃない。
頭の中じゃすごい事を考えていても、うまく言葉で表現することができず、
結局幼稚な言葉で幼稚な内容の話になってしまう。
混乱して語脈がメチャクチャになってしまい、相手にきちんと伝わらない事なんてしょっちゅうだ。
彼は私とは同い年だが、実に言葉が巧みだと思う。翻訳のせいもあるのかもしれないが。
彼は常に憂鬱な状態にある。「常に」ってのも少し変か。たいてい、しょっちゅう、ね。
私もそうなんだよね。
何か周りの人間がメランコリックにさせる人間ばっかりで、
そういう自分もきっと、かなり周りをメランコリックにさせる奴なんだと思うし。
きっと私は憂鬱のカタマリみたいな人間なんじゃないかなぁ。
彼も私も周りを見て「バカみてー」って思いながらも、
それを見ずには、聞かずには、付き合わずにはいられないっていう。
で、付き合いながら私は心のどこかで彼女らを見下してるんだ。鼻で笑ってね。
この本を読んで共感した人ってどれくらいいるんだろう。
かなりいるんだろうね。
だってこの本はすごく有名らしいし(私は本のことよくわかんない…)、たくさんの人が読んでるらしいから。
その人達みんながこの本に共感できた訳じゃないと思うけど。
でも私ってば、私が感じたことは、当然他の人も同じに感じるだろうって思い込んじゃうんだよね。
で、他の人の考えは違うってわかっても納得いかないの。
「何で君はこう感じないの?」って。
私が口ぐせのように言う「人それぞれだから」っていうのは、本当は自分に言い聞かせてるの。
納得いかなくても「人それぞれだから」仕方ないよってね。
でもそういう人の方がいいって思う時もあるよ。やっぱり納得はいかないんだけどね。
○○とかさ、「あたしは違う」ってはっきり言ってくるの。すごく正直で好きだな。
たまに(?)いるやん。「そーだよねー」って連呼してる奴が。
「本当にそう思う?」って聞き返したくなるよ。
コールフィールド少年の言葉で言わせてもらうと「インチキくさい」んだよ。
「そーだよねー」って言葉を聞きながら、
「この人はこんなにも私と同じ感じ方をする人間なんだろうか」
「この人は本当に私と同じレベルの感じ方をしているんだろうか」って考えちゃう。
ま、それはさっき書いた通り、幼稚な内容の話しか出来ない私の口のせいもあるんだろうけどさ。
とりあえず「ライ麦」を読んで感じたのは、他人をあざけまくって、学校とか嫌になっちゃって、
しょっちゅう憂鬱な気分に浸っているのは私だけじゃないってこと。
コールフィールド少年はもちろんだし、
くるちゃんや私みたく本を読んで共感しまくった人もかなりいるだろうし、
サリンジャー本人もきっとそうだっただろうと思う。
この間の日記に書いた友達。
(※数週間前に「親友が欲しい。自分がもう一人居ればいいのに」という内容の日記を書いていました)
「ライ麦」読みながら「うんうん」「そうそう」ってうなづきまくってた人が私の近くに居たら、
ぜひその人と友達になりたい。その人ならきっと私をわかってくれると思う。
ただ、世界中にはものすごくたくさんいても、私の近くにそういう人物がいるかどうかが大問題。
「この本読んだことある?」って聞いてまわるのもバカみたいだしね。
今の友達に読ませてどう思うか聞いてみてもいいけど、きっと私ほど共感出来るような人達じゃないと思うし。
もし「共感できた」と言ってきたところで、本当にそう思っているのか、かなり怪しいしね。
ま、とりあえず、この本持って友達探しの旅にでも出ますか…って大ウソだけど。
友達欲しいねぇ。今とは違った、もっと知的な友達がさ。