1ヶ月以上、記事が書けませんでした。
理由は一つ前の記事に書いた通り。
初めてこのことを息子から聞かされた時は、この世の終わりだと思った。
こんな気持ちではヲタごとなど全く語れない。
だからブログからもSNSからもヲタごとからも全部消えようと思った。
とにかく何かしなければ、と、
元々休みをもらっていた日に、急いで息子のところに行った。
休みをもらっていたのは、ふぉ〜ゆ〜の記念日だったからなのだけど、それどころではなかった。
病気の息子を目の前にしても、
特に今までと変わった様子はない。
でも、PCの画面を見る姿を見てああこれが現実なのだと思った。
画面にちらっと見えたLINEの相手からの返信に「大変だと思いますが◯◯さんならきっとどこででも活躍されることと思います」という一文を見つけた。
おろおろする私と違って、本人はずっと地に足をつけて歩いていて、現実を受け止め、前に進んでいるのだなと悟った。
息子はその数日後に帰省して、高校時代の友人と出かけて行った。
翌朝早く、息子のことを知った息子の高校の同級生のお母さんから励ましの連絡をもらい、朝から泣いた。
我が身を呪うと返した私の返事にも寄り添ってくれた。
実家から離れた大学院に通い、そんな遠距離に臆することもなく、今までと同じように生活している息子だけど、
私は彼の将来のことを思うと不安ばかり。
そんなタイミングで舞台観劇の予定があった。
舞台を観たのも、単に手元にチケットがあったからで、まるで消化しているようなものだった(ごめんなさい)。
けれど心に重くのしかかるものがある状態では素敵な気持ちになどなれるわけもなく、
バイアスがかかった精神状態での観劇とはこういうものなんだなと思った。
感想も書こうと思ったけど結局書けずじまい。
そして次の病院の受診日、私も一緒に行くよと仕事の休みを取って息子のところへ行った。
ヲタごとで何度も足を運んだことのある駅。
なのに今日はまるで違うところのように感じるなと思いながら歩く。
主治医の先生のお話を聞いた。
病気は難病で治療法はない。したがって通院も服薬も必要ない。
様子を見るために半年か一年に一度くらい受診してほしい。
そう説明された。
莫大な治療費がかかるのではと心配していたのでこれについてはほっとした。
問題はそこではなくてこれから先の生活のこと。
本人は修士課程は終えたいと。
そのためにできることやいろんな手助けがあることなどを教えてもらった。
就労については私が1番心配していることで、それについてもとてもたくさんのことを話してくださった。
世の役に立てるかどうか、と言ったら「十分立てますよ」と先生が仰って思わず泣いてしまった。
難病を患っても、就労はできるし、人によっては起業する人もいる。
彼は頭の回転も早いし心配要りませんよと。
リハビリなどの説明でまたきてくださいと予約を入れてもらい、次の診察の予約も秋に入れてもらった。
お母さん息子さんのところに毎週行けますかと言われたけれど、毎週行くのは体力的にも経済的にも破綻する。
何より本人が来なくて大丈夫だというので、毎週はやめにした。でも今までよりはまめに行かなくては。
先生との話でいろんな不安は払拭した。
私もただおろおろして不安でという状態からは脱した。
これからのことを考えねば。
前向きなふぉ〜ゆ〜に元気をもらおう。
というところまで浮上しました。
このことをどこに書こうか迷った。
Xでは単なるTL汚しになるだけだ。
インスタは見る専門。
ブログは3つアカウントを持っているけど、書いたあとがどうなるかわかっているのはここだけだったので、結局ここに書きました。
ですが今後もここであまり息子のことを詳しく書くつもりはありません。
今までどおり全力で、とはいかないと思うけれど、
少しずつ、浮上していければと思います。